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聴覚障害児の読みのプロセスに関する実験的研究

定価: 17,600 (本体 16,000 円+税)
聴覚障害児の読みのプロセスの解明を目指し、読みのinteractiveな視点から、様々なテクストと読み手の内側における認知的・言語的処理方略を実験的に検討した。

【著者略歴】
鄭 仁豪(ちょん いんほ)
1960年 韓国ソウルに生まれる
1987年 壇国大学教育学部特殊教育学科卒業
1993年 筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程修了
      博士(教育学)
      壇国大学、江南大学、中央大学 非常勤講師
現 在  東京成徳大学人文学部福祉心理学科助手
目次を表示します。

第Ⅰ部 問題の所在
 第1章 読みの一般概念と聴覚障害児の読み研究
  第1節 読みにおける一般概念
  第2節 聴覚障害児を対象とした読み研究の概観
 第2章 音読とmiscue分析法
  第1節 音読について
  第2節 miscue分析法について
 第3章 聴覚障害児の読み研究における本研究の位置づけ
  第1節 聴覚障害児の読み研究における最近の動向
  第2節 本研究の位置づけ
  第3節 本研究における用語
第Ⅱ部 聴覚障害児の読みのプロセスに関する実験的研究
 第4章 本研究の目的と方法
  第1節 研究の目的と構成
  第2節 研究方法
 第5章 テクスト要因における読みのプロセス
  第1節 テクスト間変数における読みのプロセス
   実験1 「物語文読みのプロセスに関する研究」
    問題と目的 
    方法 
    結果 
    考察 
   実験2 「説明文読みのプロセスに関する研究」
    問題と目的
    方法 
    結果 
    考察
   実験3 「詩読みにおけるイメージ構成とその理解に関する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
  第2節 テクスト内変数における読みのプロセス 
   実験4 「テクスト構造に見られる読みのプロセスに関する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
   実験5 「テクスト変形に見られる読みのプロセスに関する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
 第6章 読み手要因における読みのプロセス 
  第1節 読み手間変数における読みのプロセス
   実験6 「読書力の違いによる読みのプロセスの差に関する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
   実験7 「聴力レベルの程度による読みのプロセスの差に関する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
  第2節 読み手内変数における読みのプロセス
   実験8 「興味度の違いに見られる個人内の読みのプロセスの変化に関
       する研究」
    問題と目的
    方法
    結果
    考察
第Ⅲ部 総括
 第7章 総合的考察
 第8章 要約と今後の課題
文献
資料
あとがき
索引
著者鄭仁豪 著
発行年月日1996年03月15日
頁数308頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0972-2