スピーチの言語心理学モデル
音声の生産と意味処理の関係の実証的検討
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はじめに
第1章 序論
第1節 問題の所在
第2節 用語の定義
第3節 スピーチの生産過程に関する先行研究の概観
第4節 問題の定式化
第2章 音声を伴うスピーチに発生する停滞現象の研究
第1節 実験Ⅰ:以下の実験で絵画記述課題を用いる際の問題性の検討
第2節 実験Ⅲ:スピーチの停滞現象の構文上の分布と発生過程の分析
第3節 実験Ⅲ:スピーチの停滞現象に関する内省報告の分析
第4節 第2章のまとめ:本論文の研究仮説の設定
第3章 子どものスピーチに特有の停滞現象の研究
第1節 子どものスピーチの停滞現象を研究する理由
第2節 実験Ⅳ:添音と強調の発達的・地域的分布の実態
第3節 実験Ⅴ:添音と強調の交代理由と発生理由の検討
第4節 実験Ⅵ:添音の発生と意味処理過程の困難度との関係
第5節 実験Ⅶ:添音の発生と意味処理過程のステップとの関係
第6節 第3章のまとめ
第4章 音声を伴うスピーチと音声を伴わないスピーチが意味処理に及ぼす
効果の比較
第1節 本論文の研究仮説に基づく実験上の予測
第2節 読みによる文章の理解過程を取り上げる理由
第3節 音読と黙読の比較研究の概観
第4節 実験Ⅷ:幼児の単語の学習に及ぼす音声を伴うスピーチと
音声を伴わないスピーチの効果
第5節 実験Ⅸ:幼児の物語の理解に及ぼす音声を伴うスピーチと
音声を伴わないスピーチの効果
第6節 第4章のまとめ
第5章 音声を伴うスピーチと音声を伴わないスピーチが困難な意味の処理
過程に及ぼす効果の比較
第1節 成人において音声を伴うスピーチの意味処理上の有用さを見出す
可能性
第2節 実験Ⅹ:意味の処理の困難度を上げたときの音読と黙読の比較
第3節 実験ⅩⅠ:文字列の有意味性を取り除いた文章材料に対して
読み聞かせをあたえたときの音読と黙読の比較
第4節 実験ⅩⅡ:文字列の有意味性を取り除いた文章材料に対して
読み聞かせをあたえないときの音読と黙読の比較
第5節 第5章のまとめ:本論文の研究仮説の採択と証拠の示唆
第6章 結論
第1節 本論文が為したこと
第2節 スピーチの生産過程に関する従来のモデルの修正
第3節 言語心理学の今後の課題
おわりに
要約
引用文献
付記