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記憶を促す精緻化に関する研究

定価： 11,000 円（本体 10,000 円＋税）
精緻化という記憶促進のメカニズムに注目して、「どのような情報が記憶を良くするのか」という問題に関わる実験的研究と今後の研究の枠組みを具体的に紹介。

【著者略歴】
豊田弘司(とよた　ひろし)
1957年　大阪府に生まれる
1981年　奈良教育大学小学校教員養成課程心理学専攻卒業
1983年　大阪教育大学大学院修士課程教育学研究科修了
1984年　学校法人白藤学園奈良保育学院専任講師
1989年　奈良教育大学助教授
1994年　関西学院大学大学院博士課程文学研究科より博士(文学)を授与され、現在に至る
目次を表示します。
序文
はじめに
第1章　序論
　第1節　記憶研究の歴史的概観と精緻化研究の意義
　第2節　記憶研究における精緻化の定義
　第3節　精緻化の有効性を規定する要因に関する研究史
　第4節　本研究の目的
第2章　精緻化の有効性を規定する情報の量に関する実験的研究
　第1節　情報量が規定する記銘語の検索に関する実験
　　実験1
　第2節　適合性の効果に関する実験
　　実験2　
　　実験3　
　第3節　決定困難性の効果に関する実験
　　実験4　
第3章　精緻化の有効性を規定する情報の質に関する実験的研究(Ⅰ)
　　　　　―差異性を促す情報に関する検討―
　第1節　記銘語を意味的に限定する情報に関する実験
　　実験5　
　第2節　記銘語のイメージを喚起する情報に関する実験
実験6
実験7
第4章　精緻化の有効性を規定する情報の質に関する実験的研究(Ⅱ)
　　　　　―統合を援助する情報に関する検討―
　　実験8　
　　実験9　
　　実験10
第5章　精緻化の有効性を規定する情報の質に関する実験的研究(Ⅲ)
　　　　　―記銘語間のまとまりを促す情報に関する検討―
　　実験11
　　実験12　
　　実験13
第6章　精緻化の組合せに関する実験的研究
　第1節　項目間精緻化と項目内精緻化の組合せに関する実験
　　実験14
　第2節　項目間精緻化,項目内精緻化及び自伝的精緻化の組合せに関する
　　　　　実験
　　実験15
　　実験16
　　実験17
第7章　自伝的精緻化に関する実験的研究
　第1節　自伝的精緻化の有効性に関する実験
　　実験18
　第2節　自伝的精緻化の有効性を規定する要因に関する実験
　　実験19
　　実験20
　　実験21
　　実験22
第8章　本研究のまとめと今後の課題
　第1節　本研究のまとめ
　第2節　今後の課題
引用文献
あとがき
著者豊田弘司 著
発行年月日1995年01月15日
頁数206頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0912-8