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心像の鮮明性尺度の作成に関する研究

心像の鮮明性尺度の作成に関する研究

定価: 11,000 (本体 10,000 円+税)
心像(メンタル・イメージ)活動に、鮮明性の次元から接近、その個人差を測定し、心理学諸分野の研究・応用に資する「心像鮮明性測定尺度」の完成をみた学界待望の著。
【この書籍は現在品切れです。重版は未定です(2010.6.24~)】

【著者略歴】
長谷川浩一(はせがわ こういち)
1937年 広島県呉市に生まれる
1960年 東京教育大学教育学部心理学科卒業
1967年 東京教育大学大学院教育学研究科実験心理学専攻
    博士課程所定単位修得後退学
1991年 教育学博士(筑波大学)学位取得

1965年 千葉商科大学商経学部専任講師
1969年 神奈川県立衛生短期大学助教授
1983年 青山学院大学文学部教授 現在に至る
目次を表示します。
序 論文主査として本所に寄せる   金子隆芳
はじめに
第Ⅰ部 文献的研究
 第1章 心理学における心像研究の現況
  1-1 心像研究の流れと心像の定義
  1-2 心像の研究法
  1-3 本研究への流れ
 第2章 心像の鮮明性
  2-1 心像の鮮明性の測定
  2-2 心像の鮮明性と測定法についての諸研究
  2-3 本研究の課題
第Ⅱ部 実験的研究
 第3章 心像鮮明性尺度(SMI)の作成と得られた尺度の特性
  3-1 予備的検討
  3-2 心像尺度試案1の検討
  3-3 心像尺度試案2の検討
  3-4 心像鮮明性尺度(SMI)への反応に関する基本資料の収集
  3-5 心像鮮明性尺度(SMI)の項目別心像鮮明性得点
  3-6 心像鮮明性尺度(SMI)の感覚様相別心像鮮明性得点および心像鮮明性総得点
  3-7 心像鮮明性尺度(SMI)の有効性
 第4章 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の作成と得られた尺度の特性
  4-1 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の作成
  4-2 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の項目別心像鮮明性得点および心像鮮明性総得点
  4-3 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の感覚様相別心像鮮明性得点
  4-4 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の感覚受容器分類別心像鮮明性得点
  4-5 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の尺度項目の因子的構造
 第5章 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の測定尺度としての検討
  5-1 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の基準関連妥当性
  5-2 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の比較妥当性
  5-3 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の再検査法による信頼性(1)
  5-4 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の再検査法による信頼性(2)
  5-5 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)の折半法による信頼性
 第6章 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)と他の主観的検査法
  6-1 心像鮮明性・統御可能性の主観的検査法にういての問題
  6-2 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)・視覚心象鮮明性質問紙(VVIQ)・視覚心像統御性検査(TVIC)の実施
  6-3 各テストの関連
  6-4 各テストの関連についての考察
 第7章 心像鮮明性尺度短縮版(SMI-S)と客観検査法
  7-1 自己評定法と客観検査法の諸テストの関連についての問題
  7-2 心像活動測定テストの実施
  7-3 心像活動測定テストの各テストの関連
  7-4 心像活動測定テストの各テストの関連についての考察
 第8章 心像鮮明性と他の心理的特性
  8-1 心像鮮明性と人格特性
  8-2 心像鮮明性と学生の専攻分野
  8―3 心像鮮明性と記憶の型
  8-4 心像鮮明性と催眠感受性
第Ⅲ部 討論および問題点
 第9章 心像鮮明性とは何か
   9-1 心像の特性としての心像鮮明性
   9-2 心像鮮明性の本質
 第10章 今後の課題

文献
Englishi Summary
資料
付録
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者長谷川浩一 著
発行年月日1993年02月28日
頁数256頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0835-0