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新 栄花物語研究

定価: 9,350 (本体 8,500 円+税)
『小右記』から『平戸記』まで、従来、史料として活用されてきた公家日記に、人間の思念と願望を読みとる。看過されていた人生記録に哀惜と共感で向き合う好著。

【著者略歴】
加納重文(かのう しげふみ)
 昭和15年12月 広島県福山市に生まれる
 昭和42年3月  東京教育大学文学部国語国文学科卒業
 昭和47年3月  東京教育大学大学院博士課程文学研究科 単位取得退学
 平成6年1月  文学博士(大阪大学)
 現 在  京都女子大学教授(文学部)
 専 攻 古代・中世文学(特に歴史物語)
目次を表示します。
一、藤原兼家
二、小野宮実資―小右記―
三、藤原道長―御堂関白記―
 Ⅰ 寛弘までの道長
 Ⅱ 寛弘以後の道長
四、藤原資房―春記―
五、中山忠親―山槐記―
六、九条兼実―玉葉―
 Ⅰ 安元までの兼実
 Ⅱ 治承の兼実
 Ⅲ 養和・寿永の兼実
 Ⅳ 元暦・文治の兼実
 Ⅴ 建久の兼実
七、藤原定家―明月記―
 Ⅰ 九条家と御子左家
 Ⅱ 後鳥羽院と定家
 Ⅲ 建暦・建保の定家
 Ⅳ 承久後の定家
八、平経高―平戸記―
  一条天皇
  三条天皇
初出一覧
あとがき
著者山中裕 編
発行年月日2002年10月15日
頁数294頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1331-6