幼児吃音に関する診断・治療法研究
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序
第Ⅰ部 幼児吃音の診断と治療
緒言
1章 幼児吃音における臨床診断仮説(U仮説)の意義
1節 U仮説形成の経緯
2節 U仮説の構成
3節 各因子の臨床的同定(identification)
2章 幼児吃音の鑑別診断―世界的動向
1節 Dr.Gregory,H.H.による吃音問題に関する世界的展望
2節 諸学者による鑑別の試み
3節 Dr.Preus,A.による類型的研究
4節 吃音の類症鑑別と鑑別診断
3章 幼児吃音の類型論的診断の試み
1節 内須川臨床4型とヴァン・ライパーのTracks Hypothesis
(軌道仮説)
2節 発吃時期による類型化の意義
3節 親子吃音関係診断簡易テストからみた諸要因分析
4節 内向吃・外向吃とU仮説との関係
4章 幼児吃音の治療・指導法―新しい試み―
1節 幼児吃音の診断・治療
2節 幼児吃音における指導・教育の意義
3節 振子仮説に基づく環境調整法
4節 幼児吃音の指導プログラム
5章 言語関係からみた幼児吃音の評価法
1節 親子吃音関係の重要性
2節 HU式Ⅰ型親子言語関係診断テスト(P.C.S.R.T.)による言語
関係の評価法
3節 HU式親子吃音診断簡易テスト(P.S.C.S.R.H.T.)による言
語関係の評価法
参考資料(Ⅰ)
参考資料(Ⅱ)
6章 今後の課題
参考文献
第Ⅱ部 突発型幼児吃音の診断・治療に関する類型論的研究
Ⅰ 序論
1章 幼児吃音に関する理論
1節 吃音の原因・診断論
2節 ブラッドシュタインの連続仮説(Continuity Hypothesis)
3節 フラグメンテーション(断片化)とテンション(緊張)理論
4節 吃音の自然治癒
2章 幼児吃音に対する類型論的接近
1節 類型論的接近の意義
2節 類型論的接近,いくつかの研究の概観
3節 内須川式臨床四型
3章 幼児吃音の考え方と定義
4章 幼児吃音の診断法
5章 幼児吃音の治療法
6章 HU式親子言語関係診断テスト(P.C.S.R.T.)とU仮説
1節 P.C.S.R.T.(Parent Child Semantic Relation Test)
2節 U仮説
7章 Pendulum仮説と母子言語関係における感情の言語化破綻説
8章 PendulumカウンセリングとPendulumセラピー
1節 Pendulumカウンセリング
2節 Pendulumセラピー
9章 本研究の特徴と問題点
Ⅱ 本論
1章 本研究の目的
2章 手続き・方法
1節 対象児
2節 治療指導日,期間,セッション回数
3節 治療場所,設備
4節 治療契約
5節 治療方法
6節 資料の入手方法
7節 資料の分析方法
3章 治療過程
1節 治療研究の方法
2節 超早期型〔E型〕
3節 標準型〔S型〕
4節 超晩期型〔L型〕
4章 結果
1節 テスト結果
2節 Pendulum因子の変化
3節 非流暢性の変化
4節 診断と改善結果
5節 因子段階表の改訂
6節 フォローアップスタディ
5章 考察
1節 Pendulum現象の条件の検討
2節 診断の分析
3節 吃音の助長要因と改善要因
4節 幼児吃音の臨床診断の予後に関する早坂仮説(H仮説)
結語
文献(早坂)
あとがき