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講座平安文学論究 第16輯

平安末期物語及び中世王朝物語

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)

平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。
目次を表示します。
狭衣物語試論―子の意味を問う―(平井仁子)
狭衣物語巻四の本文系統―蓮空本の異文をめぐって―(片岡利博)
『狭衣最秘鈔』―『狭衣物語』引用漢籍註疏稿(上原作和)
『このついで』篇名由来考(後藤康文)
作品貝合の表現構成―堤中納言物語構文論―(保科恵)
「よそふるこひの一巻」再考(辛島正雄)
物語史の中の「はいずみ」―化粧を焦点化する物語―(小島雪子)
『木幡の時雨』考― “物語の言述”論・断章―(竹村信治)
『風に紅葉』論―男主人公大将を取り巻く人間たち―(大倉比呂志)
『松陰中納言物語』の特質―須磨・明石の巻との比較を中心に―(豊島秀範)
『あきぎり』考―野坂本、村上本の性格をめぐって―(西本寮子)
「中世王朝物語」主要研究文献目録(井真弓)
著者平安文学論究会 編
発行年月日2002年05月15日
頁数366頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1324-8