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宗教改革運動の展開

定価: 11,440 (本体 10,400 円+税)

ルターに始まる宗教改革運動を、ミュンツァー、プーツァーを経てカルヴァン境界の創設に至る展開過程として検討し、改革運動を組織的に統一づけた前著の続篇
目次を表示します。
緒言
第一篇 社会的課題解決のための新教説と運動
 第1章 ツヴィカウにおけるミュンツァーについて
 第2章 形成されたミュンツァー・《プラーグ宣言》について
第二篇 改革運動の新段階
 第1章 1523年頃までのミュンツァーの動向
 第2章 アルシュテットにおけるミュンツァーの運動
 第3章 二つの改革路線の対抗
第三篇 急進的改革運動の展開
 第1章 〈同盟説教〉と〈ワィマール審問〉について
 第2章 ミュンツァーの決断・《虚偽の信仰の暴露》
 第3章 戦いの前にルターを反撃
 第4章 ドイツ農民戦争・ミュンツァーの神学と革命
第四篇 シュトラースブルクにおける急進的改革運動
 第1章 シュトラースブルクにおける初期再洗礼派運動について
 第2章 シュトラースブルク改革運動について
 第3章 シュトラースブルクの反体制諸派の運動について
 第4章 1533年のシュトラースブルクの領域宗教会議について
第五篇 ブーツァーからカルヴァンへ
 第1章 ブーツァー―カルヴァン研究への一視点―
 第2章 ブーツァーの改革について(其の一)
 第3章 ブーツァーの改革について(其の二)
第六篇 カルヴァン教会の創設について
 第1章 カルヴァンにおける教会の改革について(其の一)
 第2章 カルヴァンにおける教会の改革について(其の二)
結語
著者冨本健輔 著
発行年月日1978年02月15日
頁数468頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0485-7