成蹊大学人文叢書6ミステリーが生まれる
定価:
2,200
円(本体
2,000
円+税)
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一 英米で生まれる
冒険小説にみるイギリス的特質について(戸川安宣)
他者化の恐怖と欲望-『郵便配達は二度ベルを鳴らす』とネイティヴィズム-(権田建二)
修道士カドフエルと起源の探求(小野俊太郎)
二 日本で生まれる
監禁破獄探偵実話 近代警察の威信のかげに(浜田雄介)
異常心理の培養-横溝正史『真珠郎』論-(小松史生子)
戦争とミステリー(林 廣親)
三 言葉と文化から生まれる
隠しつつ見せることについて(森 雄一)
叙述トリック「以前」-ナボコフ、ボルヘス、カルヴイーノにおける人称の騙り-(岩松正洋)
虚構に学ぶ-探偵になつた文化人類学者たち-(綾部真雄)
四 なぜか生まれた
ギリシア系移民とアメリカのミステリ(著者不明)
「二銭銅貨」を読む(蓮田由芽香)
死後硬直がはじまった世界で(千野帽子)
あとがき