博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

伊勢物語解釈論

定価: 11,550 (本体 10,500 円+税)
作品の中で多様な解釈に分化している問題の語句・和歌について旧注以降の諸説を検討、物語の生成・主題や構想の視点を加えて物語作者の真に意図したものを探る。

【著者紹介】
市原 愿(いちはら すなお)

【主な著書】
『伊勢物語ー諸相と新見ー』(共著)平成7年 風間書房
『講座 平安文学論究 第十四輯』(共著)平成11年 風間書房
目次を表示します。
 凡例
第一篇 伊勢物語解釈論
 第一章 四段の和歌解釈私論
 第二章 九段の「もとより」の解釈
 第三章 一五段の「さるさがなきえびす心」の解釈
 第四章 一五段解釈の再説
 第五章 一七段の「あるじ」の解釈
 第六章 一八段の「女、歌よむ人なりければ」の解釈
 第七章 二三段の「田舎わたらひ」の解釈
 第八章 二六段の解釈
 第九章 三八段の「よみてやりける」の解釈
 第一〇章 四〇段の文末表現の解釈
 第一一章 四五段の「つれづれとこもり居りけり」の解釈
 第一二章 六二段の「こけるから」の解釈
 第一三章 六五段の「身もほろびなん」の解釈
 第一四章 八一段の「かたゐおきな」の解釈
 第一五章 八三段の「心もとながりて」の解釈
 第一六章 一〇一段の和歌の解釈
第二篇 伊勢物語研究各論
 第一章 東国物語の座標
 第二章 「東国物語の座標」再説
 第三章 九段の注釈史論
 第四章 一六段の虚実論攷
 第五章 顕昭『古今集注』六四六番歌・注釈論
 第六章 土佐日記二月九日渚院叙述の解釈
本書の礎稿となった収録論文
あとがき
索引
著者市原愿 著
発行年月日2001年03月15日
頁数416頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1229-6