源氏物語の救済
定価:
10,120
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9,200
円+税)
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序
第一編 古代人の「身」と「心」
第一章 心の遊離
一、魂のかたち 二、魂の遊離 三、心の飛翔
四、心のかたち
第二章 万葉集における「身」と無常観
一、人麻呂歌集歌の「わが身」 二、仮合の身
三、億良に見える「意気」と「身体」
第二編 源氏物語の周縁
第三章 「憂き世」と「憂き身」
一、「浮き」と「憂さ」 二、「憂き世」 三、「憂き身」
四、「身」「世」と「心」
第四章 紫式部における「身」と「心」
一、「思はずなる」身 二、「身にしたがふ心」と「身にかなはぬ
心」 三、「身」と「心」の三元構造
第五章 白居易における身心一如
一、士大夫の信仰 二、左遷から吏隠へ 三、身心関係の変容
四、平安朝文学との接点
第三編 物語の人間救済
第六章 六条御息所の物の怪の生成
一、生霊の二重構造 二、「あくがるる魂」と「魂合」
三、物の怪の出現と夢
第七章 柏木の「情念」
一、柏木の「高き心ざし」 二、自負心と身のほど意識
三、「おほけなき」心 四、「あはれ」の代償
第八章 紫の上の道心
一、「浮き」世 二、女君の出家 三、在家信仰に関連して
第四編 光源氏の道心
第九章 罪障意識の基底
一、天罰への恐れ 二、罪障の自覚 三、宿世の罪 四、栄華と道心
第十章 愛執と道心
一、生霊事件をめぐって 二、死霊出現をめぐって 三、宿世の自覚
第十一章 不出家の論理
一、出家観の実態 二、「憂愁」の由来 三、「憂愁」の解消と出家観
結語
あとがき
推薦の弁 鈴木日出男
★言