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明治大学公開文化講座 33シェイクスピアと日本

定価: 968 (本体 880 円+税)

【講演者紹介】
井上 優 明治大学文学部准教授
 略歴 一九六七年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門分野は演劇学、西洋演劇史。特にシェイクスピアを中心とする禁断の演劇の表現モードの変遷を研究。明治大学のシェイクスピア上演(明治大学シェイクスピアプロジェクト)をコーディネイターとして統括・指導。

神山 彰 明治大学文学部教授
 略歴 一九五〇年、東京都生まれ。一九七八より九六年まで、国立劇場芸能部で歌舞伎・新派の制作に従事。近代日本演劇を、歌舞伎や新劇だけでなく、商業演劇まで含めた広範な領域で、隣接領域も視野に入れて多面的に考慮する。

福田 逸 明治大学商学部教授
 略歴 一九四八年、神奈川県生まれ。翻訳家、演出家。二〇一三年一一月まで、(財)現代演劇協会理事長を長年務め、二〇〇七年以前は劇団「昴」、三百人劇場の主催者、責任者として二〇年余りにわたって劇団劇場経営から芸術監督も兼任。シェイクスピアから新作歌舞伎まで幅広い作品の演出を手掛ける。

野田 学 明治大学文学部教授
 略歴 一九六三年、東京都生まれ。英文学、演劇批評。専攻はシェイクスピアを中心とする英米文学・英国演劇、経験論を中心とする言語哲学、言語身体論。演劇評論家として『シアターアーツ』誌ならびに国際演劇評論家協会のウェブジャーナル Critical Stages(http://www.criticalstages.org/)の編集部員を務め、両誌や『悲劇喜劇』などに寄稿を続けている。

青木 豪 劇作家・演出家
 略歴 一九六七年、神奈川県生まれ。明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。一九九七年に「アフタースクール」で劇団グリングを旗揚げ、二〇〇九年に活動休止、二〇一四年に解散。現在はプロデュース公演や他劇団へ、またテレビ・ラジオの脚本を手がける等、バラエティに富んだ作品を提供している。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
はじめに―シェイクスピアかくして日本に上陸せり 講師:井上 優(明治大学文学部准教授)
第一部 近代日本とシェイクスピア
 翻案と翻訳の間―明治日本の異文化受容― 講師:神山 彰(明治大学文学部教授)
 シェイクスピア・福田恆存・その翻訳 講師:福田 逸(明治大学商学部教授/演出家・翻訳家)
第二部 現代日本におけるシェイクスピア
 現代日本におけるシェイクスピア上演
  ―蜷川幸雄、あるいは日本人がシェイクスピアを上演するということ― 講師:野田 学(明治大学文学部教授)
 私のシェイクスピア料理法 講師:青木 豪(劇作家・演出家/明治大学文学部兼任講師)(聞き手)井上 優(明治大学文学部准教授)
著者明治大学人文科学研究所 編
発行年月日2015年03月31日
頁数170頁
判型 新書
ISBNコード978-4-7599-2080-2