立命館大学文学部人文学研究叢書 5アニメーションの想像力
文字テクスト/映像テクストの想像力の往還
定価:
7,700
円(本体
7,000
円+税)
- 目次を表示します。
-
人文学叢書刊行の辞
凡例
序
第一章 「アニメ」と「アニメーション」
第二章 アニメーションと〈新〉植民地主義
第三章 日本における初期アニメーションの批評性―『煙突屋ペロー』と『海の神兵』
第一節 『煙突屋ペロー』とプロキノ
第二節 アニメーションと植民地主義―『海の神兵』
第四章 戦後アニメーションの胎動
第一節 占領政策とアニメーション―熊川正雄『魔法のペン』から
第二節 東映動画の『白蛇伝』―戦前と戦後を繋ぐアニメーション
第五章 文学と映画、アニメーション―文字テクストから映像テクストへ
第一節 泉鏡花「天守物語」の視覚性―戯曲・映画・アニメーションの比較から
第二節 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の視覚性―その多様な読みの可能性をめぐって
第六章 映画監督、押井守の挑戦―『イノセンス』『立喰師列伝』
第一節 押井守『イノセンス』における「2Dと3Dのズレ」
第二節 押井守『立喰師列伝』における「実写とアニメの融合」
第七章 文字テクストと映像テクストの往還―『スカイ・クロラ』における「時間イメージ」から
結び
フィルモグラフィー
初出一覧
後記