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大坪併治著作集5平安時代における訓點語の文法 上

定価: 16,500 (本体 15,000 円+税)

平安時代における訓點語の変遷に留意しつつ、和文の文法との比較により訓點語の文法の特徴を、著者三十年にわたる調査研究に基づき組織的に記述した堅実な労作。

【著者略歴】
大坪併治(おおつぼ へいじ)
明治43年 島根県八束郡宍道町に生れる
昭和10年 京都大学文学部文学科国語国文学専攻卒業
 松江高等学校教授・島根大学教授・岡山大学教授・大谷女子大学教授
 を経て、現在島根大学・岡山大学各名誉教授 文学博士
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
著作集序

凡例
目次

序説
 第一節 訓點資料 
 第二節 訓點語
第一章 形式名詞
 第一節 コト
 第二節 モノ
 第三節 トコロ
 第四節 タメ
 第五節 ユヱ
 第六節 トキ
第二章 代名詞
 第一節 事物代名詞
 第二節 人稱代名詞
 第三節 場所代名詞
 第四節 方向代名詞
第三章 動詞
 第一節 活用の形式
 第二節 活用形の用法
 第三節 ス(爲)の特殊な用法
 第四節 アリ(有・在)の特殊な用法
第四章 形容詞
 第一節 活用の形式
 第二節 活用形の用法
 第三節 カリ活用(補助活用)
第五章 形容動詞
 第一節 ナリ活用
 第二節 タリ活用
第六章 副詞
 第一節 肯定・否定いづれにも用ゐられるもの
 第二節 常に否定に用ゐられるもの
 第三節 當然に用ゐられるもの
 第四節 願望に用ゐられるもの
 第五節 比況に用ゐられるもの
 第六節 假定に用ゐられるもの
 第七節 推測・疑惑に用ゐられるもの
 第八節 疑問に用ゐられるもの
 第九節 反語に用ゐられるもの
 第十節 その他
第七章 節續詞
 第一節 並列に用ゐられるもの
 第二節 添加に用ゐられるもの
 第三節 選擇に用ゐられるもの
 第四節 順接に用ゐられるもの
 第五節 逆接に用ゐられるもの
 第六節 轉換に用ゐられるもの
 第七節 その他
著者大坪併治 著
発行年月日2015年12月15日
頁数472頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2101-4