博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

高校生の主観的学校ストレッサーに関する研究

定価: 4,950 (本体 4,500 円+税)

高校生の認知する学校ストレッサーについて、新たな視点から提案し、学校ストレッサーに影響を与える要因や学校不適応への影響について検討した教育現場必携の書。


【著者略歴】
吉原 寛(よしはら ひろし)
1965年 新潟県見附市に生まれる
1988年 新潟大学理学部数学科卒業
同 年 公立高等学校教諭に採用される
2002年 上越教育大学大学院学校教育研究科修了
2011年 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科修了
    博士(学校教育学)取得
2013年 新潟県立教育センター指導主事
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
刊行によせて(藤生英行)
第1章 問題
 第1節 問題提起
 第2節 主観的学校ストレッサーに関する研究
 第3節 学校ストレッサーとストレス反応との関係
 第4節 友人関係に関する研究
 第5節 学校ストレッサー,ストレス反応,友人関係における性差
 第6節 友人グループに関する研究
 第7節 学校移行期における適応
 第8節 主観的学校ストレッサー尺度の再考
第2章 目的
 第1節 目的
 第2節 本研究の構成
第3章 主観的学校ストレッサー尺度とストレス反応尺度の作成
 第1節 主観的学校ストレッサー暫定尺度の作成
 第2節 主観的学校ストレッサー尺度の作成
 第3節 ストレス反応尺度の作成
 第4節 主観的学校ストレッサー尺度の基準関連妥当性の検討
第4章 学校ストレッサーと主観的学校ストレッサーとの関係
 第1節 日常場面における学校ストレッサーと主観的学校ストレッサーの関係
 第2節 ネガティブライフイベントと主観的学校ストレッサーの関係
第5章 友人関係のあり方と学校ストレッサー,ストレス反応との関係
 第1節 友人関係性尺度の作成
 第2節 友人関係のあり方と学校ストレッサー,ストレス反応との関係
第6章 高校生の主観的学校ストレッサー,ストレス反応,および友人関係の関連における性差の検討
 第1節 主観的学校ストレッサー,ストレス反応および友人関係における性差の検討
 第2節 主観的学校ストレッサー,ストレス反応,および友人関係の関連における性差の検討
第7章 高校生の友人グループが主観的学校ストレッサーとストレス反応に及ぼす影響
 第1節 友人グループ状態尺度の開発と性差の検討
 第2節 友人グループが主観的学校ストレッサーとストレス反応に及ぼす影響
第8章 高校生における入学前の進学動機,学校ストレス,欠席日数が入学後の学校不適応に及ぼす影響
第9章 主観的学校ストレッサー尺度の妥当性の検討
 第1節 経験頻度×嫌悪度,経験頻度,嫌悪度における因子構造の比較
 第2節 主観的学校ストレッサーの内容的妥当性の検討
 第3節 主観的学校ストレッサー尺度の因子構造の再検討
 第4節 主観的学校ストレッサー尺度の併存的妥当性の検討
第10章 総合的考察
 第1節 本研究の結果のまとめ
 第2節 主観的学校ストレッサー尺度について
 第3節 友人関係,友人グループ状態のポジティブな影響とネガティブな影響
 第4節 学校移行期における主観的学校ストレッサーの活用
 第5節 本研究の学校現場への活用

引用文献
あとがき
著者吉原寛 著
発行年月日2016年01月31日
頁数188頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2103-8