現代青年の「ひとりの時間」に関する発達心理学的研究
自我同一性形成との関連に焦点を当てて
定価:
7,150
円(本体
6,500
円+税)
- 目次を表示します。
-
はじめに
第1章 「ひとりの時間」と現代青年期
1.1 はじめに
1.2 現代日本の青年の特徴と「ひとりの時間」
1.3 現代日本の「個」を重視する風潮と自我同一性の形成の難しさ
1.4 自我同一性の形成に関する先行研究
1.5 自我同一性の形成と「ひとりの時間」
1.6 「ひとりの時間」に関連する先行研究
1.7 「ひとりの時間」という視点から見た現代青年期
1.8 本研究における「ひとりの時間」の定義
1.9 本研究の目的と意義
1.10 本研究の構成
第2章 「ひとりの時間」に関する探索的研究
2.1 本章の問題と目的
2.2 大学生は「ひとりの時間」をどう捉えるのか―自由記述の分析を中心とした検討―
2.3 研究Ⅰ:大学生における「ひとりの時間」の持つ意味の探索
2.4 研究Ⅱ:ひとりで過ごすことに関する大学生の意識―「能動的なひとり」と「受動的なひとり」の比較―
2.5 本章のまとめ
第3章 大学生における「ひとりの時間」の分析
3.1 本章の問題と目的
3.2 「ひとりの時間」に関する尺度の作成と検討
3.3 大学生における「ひとりの時間」に関連する要因の検討
3.4 ひとりで過ごすことに関する感情・評価から見た群別特徴
3.5 本章のまとめ
第4章 青年期における「ひとりの時間」の発達的変化
4.1 本章の問題と目的
4.2 青年期における「ひとりの時間」の発達的変化の検討
4.3 青年期における「ひとりの時間」に関連する要因の検討
4.4 ひとりで過ごすことに関する感情・評価から見た青年の群別特徴
4.5 本章のまとめ
第5章 総括と展望
5.1 本研究の概要
5.2 本研究の総合考察と今後の展望―充実した「ひとりの時間」を持つための提言―
引用文献
付録
補章 大学生における「ひとりの時間」の再検討
6.1 補章設定の経緯および本章の問題と目的
6.2 「ひとりの時間」に関する尺度の作成(3.2の再分析)
6.3 大学生における「ひとりの時間」と自我同一性との関連(3.3における自我同一性との関連に関する部分の再分析)
6.4 ひとりで過ごすことに関する感情・評価から見た群別特徴(3.4の再分析)
6.5 本章のまとめ
初出一覧
謝辞