国語教育における話し合い指導の研究
視覚情報化ツールによるコミュニケーション能力の拡張
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序章
0.1 問題の所在
0.2 本研究の目的と方法
0.3 本書の構成
第1章 コミュニケーション能力研究における視覚情報化ツール
―話し合い指導開発のための理論的基盤―
1.1 コミュニケーション能力研究の成果と課題
1.2 国語教育におけるコミュニケーション能力研究の課題
1.3 状況的認知論に基づくコミュニケーション能力観の拡張
第2章 話し言葉指導における目標および内容の問題点
―話し合い指導の開発に求められる要件―
2.1 話し言葉指導における目標論の問題点
2.2 話し言葉指導における教育内容編成の問題点
2.3 目標論と内容論からみた話し合い指導開発の要件
第3章 話し合いにおける指導方法の成果と課題
―視覚情報化ツールの可能性―
3.1 戦後の話し合い指導史の概観
3.2 国語教育における話し合い指導の方法
3.3 国語教育における視覚情報化ツールの実践事例
3.4 視覚情報化ツールの利点と課題
第4章 グループ討議における視覚情報化ツールの可能性
―調査課題の定位―
4.1 グループ討議の必要性
4.2 グループ討議における視覚情報化ツールの有効性
4.3 グループ討議における視覚情報化ツールの調査課題
第5章 〈調査Ⅰ〉グループ討議における複合的行為の分析
―視覚情報化ツールに関する物理的側面―
5.1 調査Ⅰの目的と方法
5.2 RQ1:グループ討議における視覚情報化ツールの使用方法にはどのようなものがあるか
5.3 RQ2:グループ討議において視覚情報化ツールはどのような時にどう使われるのか
5.4 RQ3:グループ討議の流れの中で視覚情報化ツールはどう使われるのか
5.5 調査Ⅰの総合的考察
第6章 〈調査Ⅱ〉グループ討議における話し合いメモの分析
―視覚情報化ツールに関する記号的側面―
6.1 調査Ⅱの目的と方法
6.2 調査Ⅱ-1:話し合いにおける視覚情報化の類型
6.3 調査Ⅱ-2:話し合いメモとその報告書の量的データ分析
6.4 調査Ⅱ-3:話し合いメモとその報告書のテキストマイニングによる質的データ分析
6.5 調査Ⅱの総合的考察
第7章 〈調査Ⅲ〉グループ討議における視覚情報化ツールの発達的分析
―視覚情報化ツールの実践化にむけて―
7.1 調査Ⅲの目的と方法
7.2 調査Ⅲ-1:話し合いにおける視覚情報化の発達的分析
7.3 調査Ⅲ-2:小中学生における図示化メモの効果に関する分析
7.4 調査Ⅲの総合的考察
終章
8.1 本研究の成果
8.2 研究成果の意義
8.3 学校教育への示唆
8.4 本研究の残された課題
あとがき
初出一覧
文献
索引