アメリカで生きた女性たち
戦後国際結婚した日本人女性のオーラルヒストリー
定価:
2,750
円(本体
2,500
円+税)
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プロローグ 浅井 直子
「欲張らないことが人生の収穫でした」スクリムシャー仁子
つらいメイド時代、タクシーでの偶然の出会い
「日本にいたら不満だらけの有閑マダムになっていたわね」土屋 和子
アメリカ留学、農家の嫁、ビジネスウーマン
「娘たちともっともっと話したかった」ジョネイ 昭子
わが子との言葉の壁、お姑さんとの絆
「絶対にアメリカ人に負けちゃいけない」ドンゴン 巳器乃
人種差別、「教育ママ」だったあの頃
「私の後ろ姿が気に入ったんだって」スダ ミツコ(仮名)
日系二世とのお見合い、お嫁さんはフィリピン人
「もう少しの辛抱だって自分に言い聞かせてた」ヤマグチ テル(仮名)
日系姑と小姑からの嫁いびり、ボロでもホームスイートホーム
「沖縄から逃げ出したかった」ジアニーニ ケイコ(仮名)
孤独な少女時代、母との和解、プレスクールでの保育の日々
「私の人生って、なんだかフワーッと過ぎちゃった」クークラ 京子
キッチンは子供たちのたまり場、ベトナム戦争、義母から教わった「おふくろの味」
「うちの主人おとなしいから、こんなにたくましくなっちゃった」ビアード 百合子 エイミー
難病の息子、アルツハイマーの母の呼び寄せ介護
「日本よりずっと女性が活躍していました」本間 玲子 トゥルー
大学院進学、離婚、アジア人初サンフランシスコ市衛生局副局長
アメリカ日系社会と「ひまわり会」 浅井 正行
国際結婚をした日本人女性の会「ひまわり会」
「ひまわり会」創設者・沢井村代
戦後アメリカに渡った日本人女性たちの「オーラルヒストリー」の意義
エピローグ 浅井 正行