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女子高校生の子宮頸がん予防行動に関する心理社会的要因

保健行動モデルを使ったワクチン接種行動の検討

定価: 5,500 (本体 5,000 円+税)

日本で承認されたばかりの子宮頸がん予防ワクチンに対して、女子高校生はどう考えどう行動したのか。接種を促すあるいは阻む要因は何かを検証した研究論文。

【著者略歴】
小林優子(こばやし ゆうこ)
博士(教育学)・看護師
1985年 東京大学医学部附属病院 看護師
1991年 武蔵丘短期大学 助手
1996年 東京学芸大学大学院 教育学研究科 修士課程修了
1998年 新潟県立看護短期大学(2002年より新潟県立看護大学)助教授
2005年 杏林大学 准教授
2008年 神奈川県立保健福祉大学 准教授
2015年 東京学芸大学大学院 総合学校教育学研究科 博士課程修了
2016年 湘南医療大学 准教授(現職)
※データは刊行当時のものです※
目次を表示します。
公刊によせて
序章
 第1節 子宮頸がんの罹患率・死亡率と治療の概要
 第2節 HPV(human papilloma virus)の発見と子宮頸がん予防ワクチン
 第3節 海外の子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の状況
 第4節 我が国の子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)に関する政策
 第5節 女子高校生にとっての子宮頸がん予防ワクチン
 第6節 子宮頸がん予防ワクチン接種に関する先行研究
 第7節 研究の目的と論文の構成
 序章文献
第一章 女子高校生における子宮頸がん予防ワクチン接種プロセスに関する質的研究
 第1節 本研究の目的
 第2節 研究の方法
 第3節 結果
 第4節 考察
 第5節 本研究のまとめ
 第一章文献
第二章 女子高校生における子宮頸がん予防ワクチン接種の実態と尺度開発
 第1節 調査の概要 
 第2節 調査結果 ワクチン接種に関する実態
 第3節 子宮頸がん・予防ワクチンに対する態度尺度の作成
 第二章文献
第三章 女子高校生における子宮頸がん予防ワクチンの接種行動の予測
 第1節 研究方法
 第2節 分析対象者の概要
 第3節 接種行動と各変数との関連
 第4節 構造方程式モデリングによるパス解析
 第三章文献
第四章 女子高校生における子宮頸がん予防ワクチンの接種意向の予測
 第1節 研究方法
 第2節 分析対象者の概要
 第3節 接種の意向と各変数との関連
 第4節 構造方程式モデリングによるパス解析
 第四章文献
第五章 本研究の総括
 第1節 総合考察
 第2節 本研究の限界と今後の研究の展望
 第五章文献

資料
初出一覧
あとがき
著者小林優子 著
発行年月日2017年01月20日
頁数144頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2157-1