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王朝和歌論考

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)
著者の長年にわたる和歌文学研究の成果を問う論文集。三十六人集の成立、本文研究、表現についての考察をはじめとする私家集関係の論を中心に16編収載。

【著者略歴】
島田良二(しまだ りょうじ)
大正15年4月3日生まれ
昭和27年東京大学文学部卒業
千葉大学名誉教授
目次を表示します。

『三十六人集』の成立
内閣文庫蔵(201・433)『歌仙家集』の本文の特色について
内閣文庫蔵(201・434)『歌仙家集』の本文について
陽明文庫蔵(近サ・618)『三十六人集』(十冊本)について
 ―翻刻『赤人集』付載―
陽明文庫蔵(212・2)『三十六人集』の本文について
『人麿集』の本文とその成立について
 ―第一類本を中心に―
類従本『人麿集』の本文とその成立について
『伊勢集』の本文とその成立
『毎月集』の表現について
『好忠集』における歌枕の技法について
『好忠集』における歌枕について

『古今集』の修辞
 ―枕詞と序詞―
富樫広蔭著『古今集紀氏直伝解』について
『百人一首』の撰歌について
『後撰集』・『拾遺集』研究 現状と展望 
付録 講演『古今和歌集』の修辞法
あとがき 
著者島田良二 著
発行年月日1999年10月15日
頁数398頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1160-2