成人知的障がい者の「将来の生活場所の選択」に関する研究
健やかな在宅ケアおよび家庭外施設利用を目指す家族支援
定価:
8,250
円(本体
7,500
円+税)
- 目次を表示します。
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はじめに
第1部 知的障がい者の「将来の生活場所の選択」
第1章 研究の背景
第1節 日本の知的障がい者家族の現状
第2節「将来」の不安
第3節 家族研究から読み解く親子関係
第4節 国内外の入所施設誕生と地域生活移行
第5節「親の声」に寄り添った支援の必要性
第2章 知的障がい者の「将来の生活場所の選択」を叶えるために
第1節 本書の目的と構成
第2節 用語の定義
第Ⅱ部 福祉現場の家族支援の現状
第3章 研究1:通所施設における「将来の生活場所の選択に関する支援」の現状調査
第1節 目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第Ⅲ部 成人知的障がい者家族の声
第4章 研究2:在宅ケア両親における「子どもを親元から離す意識」及び「子どもと一緒に暮らす」体験
第1節 目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第5章 研究3:入所施設を利用している両親の「子どもを親元から離す」心理的プロセス
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第6章 研究4:緊急事態を体験した親の「子どもを親元から離す」心理的プロセス
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 事例の概要
第4節 結果
第5節 考察
第7章 今後求められる親亡き後をめぐる知的障がい者家族支援とは
第1節 始まり方の異なる「子どもを親元から離す」体験の比較
第2節 施設移行の経験者家族からの示唆
第3節 将来の生活場所の選択をめぐる知的障がい者家族支援に対する臨床心理学的示唆
第Ⅳ部 知的障がい者の「将来の生活場所の選択」に関する心理教育プログラムの開発及び提案
第8章 研究5-1: 在宅ケア家族に対する心理教育プログラムの開発・
第1節 目的
第2節 プログラム開発の視点
第3節 プログラム開発の方法と結果
第9章 研究5-2: 在宅ケア家族に対する心理教育プログラムの実践
第1節 目的
第2節 方法
第3節 実践の流れ
第4節 事例検討
第5節 効果測定(直後アンケート,1か月後アンケート)
第6節 考察
第V部 今後の家族支援の発展
第10章 総合考察
第1節 本研究で得られた知見
第2節 臨床心理学的意義
第3節 本研究の限界
第4節 今後に向けて
引用文献
おわりに