社会科教科内容構成学の探求
教科専門からの発信
定価:
4,180
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3,800
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はじめに
第1章 社会科の教科内容の体系的構成にむけて
第2章 空間系の社会科――地理的領域の教科内容構成――
第1節 教員養成系大学・学部におけるGIS教育の分析――教科内容学の視点を用いて――
第2節 防災教育における地理教育の役割
第3節 地域的観点を育成する授業案
第3章 時間系の社会科――歴史的領域の教科内容構成――
第1節 寛延4(1751)年(宝暦元年)高田地震を素材とした授業内容案――日本史学からのアプローチ――
第2節 「社会科的思考力」と歴史学研究者──「私」の研究体験を教科内容構成学的に記述する――
第3節 「世界史」の教科内容の構成の視座
第4章 価値次元の社会科――公民諸領域の教科内容構成――
第1節 童話「泣いた赤おに」から宗教を読み解く
第2節 教員養成における経済・経済学教育――その目的・内容・方法に関する検討――
第3節 憲法学と必修科目「日本国憲法」――教員養成における教科専門の役割――
第5章 社会科教育学と教科内容
第1節 イギリス教育界における「知識への転回」と教員養成――地理教育を中心に――
第2節 国定日本史教科書の中の外国史が担った役割――歴史教育における自国史と世界史を考える前提として――
第3節 社会科教育における価値教育の規範的研究──公民教育研究から──
あとがき