新人看護師のリフレクションを支援する指導に関する研究
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序章
1.新人看護師教育の現状と問題の所在
1.1. 新人看護師教育の現状
1.2. 看護教育の中の「専門職」の捉え方
1.3. 新人看護師教育と専門職教育をつなぐ手がかり
2.本論文の構成
Ⅰ章 看護実践能力を育むには
―新人看護師教育の新たな展開と可能性―
1.看護師養成の困難と新人看護師教育の可能性
1.1. わが国の看護師養成教育
1.2. 新人看護師教育の可能性 ―「新人看護職員研修」がめざすもの―
2.「専門職」としての看護実践能力
2.1. 「専門職」という概念
2.2. 「行為の中のリフレクション(reflection-in-action)」とは
3.リフレクションの支援と新人看護師の指導上の課題
3.1. わが国へのリフレクションの広がり
3.2. 新人看護師への指導上の課題 ―先行研究から―
4.本論文の研究目的と方法
4.1. 新人看護師のリフレクション支援の概念枠組みと研究目的
4.2. 研究方法
Ⅱ章 新人看護職員研修のもとで指導を受ける新人看護師の経験からの学び
―新人看護師9名のインタビューから―
1. はじめに(本章の目的)
2. 研究方法
2.1. 調査対象・方法
2.2. 分析方法
2.3. 対象者の背景および看護実践経験の傾向
3.結果
3.1. 9か月目(12月)のカテゴリー
3.2. 12か月目(3月)のカテゴリー
4.考察
4.1. 新人看護師の看護実践経験からの学び
4.2. 新人看護師が先輩看護師から受ける支援
5.結論
Ⅲ章 新人看護師教育に関わる看護師が認識するリフレクションの効果
1.はじめに(本章の目的)
2.研究方法
2.1. 研究対象・調査方法
2.2. 分析方法
3.結果
3.1. アンケート回収率,個人属性,導入している教育方法
3.2. 新人看護師のリフレクションに関連する教育方法
3.3. 新人看護師教育にリフレクションを導入する必要性
3.4. 看護実践能力とリフレクションとの関係にどのような関心をもっているか
4.考察
4.1. リフレクションに関連する教育方法の認識
4.2. リフレクションを導入する必要性の認識
4.3. 看護実践能力とリフレクションの関係への関心
5.結論
lV章 新人看護師のリフレクションを支援するOJTにおける指導に関する研究
―ナースステーションにおける指導場面を中心に―
1.はじめに(本章の目的)
2.研究方法
2.1. 調査対象・方法
2.2. 分析方法
2.3. 調査場面の傾向と対象者の特徴
3.調査結果の概要
4.パターンの抽出
4.1. 応答パターン
4.2. 尊重パターン
4.3. 解説パターン
4.4. 課題解決パターン
4.5. 課題継続パターン
4.6. 展開パターン
4.7. 一方向パターン
4.8. パターンのまとめ
5.パターンの分析
5.1. パターンの月別推移
5.2. 指導内容とパターンの関係
5.3. パターン分析のまとめ
6.考察
6.1. リフレクションの支援の可能性が高いパターン
6.2. リフレクションの支援の可能性が低いパターン
6.3. リフレクションを支援する指導とは
7.結論
8.本章の限界と課題
V章 新人看護師への指導に関する認識の特徴とリフレクション支援
―指導者と新人看護師へのインタビュー調査から―
1.はじめに(本章の目的)
2.研究方法
2.1. 調査対象・方法
2.2. 分析方法
3.結果
3.1. 指導者の指導に関わる認識
3.2. 新人看護師の指導に関わる認識
3.3. 指導者および新人看護師の認識の関係
4.考察
5.結論
6.本章の限界と課題
VI章 新人看護師のリフレクションを支援する指導モデルの提案
1.はじめに(本章の目的)
2.新人看護師のリフレクションを支援する指導の検討
3.リフレクションを支援する指導モデルの提案
4.今後の課題と本研究の限界
謝辞
引用文献