メルロ=ポンティと〈子どもと絵本〉の現象学
子どもたちと絵本を読むということ
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3,850
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まえがき
序章 子どもたちと絵本を読むということ
第Ⅰ部 私の「生」の現場、および「子どもたちと絵本を読む」という現場
はじめに―私の「生」の現場
第1章 私の「生」の現場―なぜ生きているのか、という問いから臨床哲学へ―
第2章 「子どもたちと絵本を読む」現場―青山台文庫と「だっこでえほんの会」―
おわりに―子どもたちがおかあさんの膝をおりる時
第Ⅱ部 メルロ=ポンティと子どもの現象学
はじめに―『知覚の現象学』における子ども
第1章 メルロ=ポンティと子どもの現象学
第2章 メルロ=ポンティと子どもの記述
おわりに―身体が比較され得るのは、芸術作品に対してである
第Ⅲ部 誕生から〈わたし〉の生成にむけて―『いないいないばあ』から『おおかみと七ひきのこやぎ』へ―
はじめに―「だっこでえほんの会」における子どもたちの三年間
第1章 絵本『いないいないばあ』から始まって
第2章 聴くということ・語るということ
第3章 絵本『りんご』に、こんにちは
第4章 絵本『もこ もこもこ』で、踊り出す
第5章 絵本『ちょうちょ はやくこないかな』における物語の誕生
第6章 絵本『三びきのやぎのがらがらどん』でリミナリティ体験
第7章 絵本『かいじゅうたちのいるところ』―私の「ひとなった」日々との遭遇―
おわりに―誕生から〈わたし〉の生成にむけて
終章 あらためて、子どもたちと絵本を読むということ
参考文献
あとがき