「風の電話」とグリーフケア
こころに寄り添うケアについて
定価:
1,980
円(本体
1,800
円+税)
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まえがき 「風の電話」―グリーフワークをひもとく(佐々木 格)
序章 「風の電話」におけるグリーフケアについて(矢永 由里子)
第1節 グリーフケアについて
第2節 「風の電話」の成り立ちとその場を訪ねる人々
第1部 「風の電話」を訪れる人々について―なにが人々を惹きつけるのか
第1章 「風の電話」を訪れる人々
第1節 「風の電話」を訪れる人々について(井上 志乃)
第2節 「風の電話」の体験について(塚本 裕子)
第2章 大切な人の死を悼む―お二人の語りより(矢永 由里子)
第1節 インタビュー1
第2節 インタビュー2
第3節 グリーフワークについて考える―インタビューを振り返って
第3章 風の電話の近況(佐々木 格)
はじめに
第1節 ある男性との出会い―どん底の人生を乗り越えて
第2節 震災とフランクルについて
第3節 まとめ
第2部 「風の電話」と考察
はじめに(矢永 由里子)
第4章 精神科医より1 閉じられつつ開かれた場所―「風の電話」と喪の作業(浜垣 誠司)
第1節 「風の電話」を訪ねる
第2節 死別という心的外傷からの回復
第3節 死者との対話
第5章 精神科医より2 「風の電話」で悼む(クレイグ・ヴァン・ダイク)
第6章 教育者より 「風の電話」ハーバードにゆく(イアン・ジャレッド・ミラー)
第3部 「風の電話」とそれぞれの活動
はじめに(矢永 由里子)
第7章 現地活動の専門家より 「風の電話」を語る
1、「風の電話」 いのちとことば(鈴木 満)
2、「風の電話」で亡き人と話せなかった人へ(長谷川 朝穂)
3、「風の電話」によせて(中田 信枝)
第8章 若手心理臨床家より 「風の電話」からの学び
1、「ペースを守る」ことの大切さ(井上 志乃)
2、「想像力」の大切さ(塚本 裕子)
終章 まとめ 「風の電話」の体験とグリーフケアを考える(矢永 由里子)
第1節 「風の電話」という場について
第2節 「風の電話」の体験について
第3節 われわれは「風の電話」から何を学ぶか
註
あとがき(矢永 由里子)
第5章・第6章の原文 Greiving in the Phone Booth of the Wind(Craig Van Dyke) Kaze no Denwa Goes to Harvard(Ian J. Miller)