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日本の近代地形図の始まり

明治前期フランス地図測量技術の導入とその後

定価: 1,980 (本体 1,800 円+税)

明治期、わが国の近代地図測量作業揺籃期においてフランス地図測量技術の導入の経緯とその後の進展について、カラー図版を多数用いてわかりやすく解説。補遺としてプロイセン(ドイツ)とベネズエラの地図事情にも言及。

【著者略歴】
細井將右(ほそい しょうすけ)

1936年 香川県生まれ
1959年 東京大学理学部地学科地理学課程卒業。
1961年 東京大学数物系大学院地理学課程修了。
1961年より 建設省土木研究所及び国土地理院にて河川、地形、湖沼、水利用、土地利用等に関する調査研究、フランス国土地理院・パリ大学へ留学、そのほか、科学技術庁、経済企画庁、建設大学校、海外技術協力のためベネズエラ環境天然資源省で勤務、駒沢大学非常勤講師など。
1989年より 創価大学教育学部教授。
2008年 同大学退職、同大学名誉教授。
目次を表示します。
はじめに
第1章 明治、近代地図測量作業揺籃期の概況 
第2章 明治前期フランス地図測量技術の導入とその後のあらまし
第3章 実務的な工兵教師ジュルダン
第4章 陸軍士官学校初代工兵教師ヴィエイヤール
第5章 クレットマンとクレットマンコレクション
第6章 『兵要測量軌典』とルアーグルの『地形測図学教程』
第7章 明治20年代までの『工兵操典』地図測量関係の部
おわりに 
関連文献 
補遺 外国の事例
第1章 フランスにおける近代地図作成
第2章 プロイセン王国(ドイツ)における近代地図作成
第3章 アグスチン・コダッシとベネズエラ・コロンビアの地図
第4章 ベネズエラ共和国自然政治アトラスについて
著者細井將右 著
発行年月日2018年12月25日
頁数194頁
判型 四六
ISBNコード978-4-7599-2233-2