米国公立学校教員評価制度に関する研究
教員評価制度の変遷と運用実態を中心に
定価:
7,700
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7,000
円+税)
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序章 研究の目的と方法
第1節 研究の目的と方法
第2節 先行研究の検討
第1章 教員評価制度の史的変遷
第1節 学校の近代化と教員査定
第2節 「効率化」の影響による「教授改善」と教員評定
第3節 スーパーヴィジョンの性質変化
第4節 スーパーヴィジョンと教員評価
第5節 小括―教員評価制度の史的変遷―
第2章 教員評価制度の基盤整備―連邦政府による教員政策―
第1節 インプット重視の平等保障策
第2節 アウトカム重視の教育政策
第3節 専門職団体による教員能力スタンダードと教員評価モデルの
作成
第4節 小括―教員評価制度の基盤整備―
(専門職スタンダードの整備と専門職構想)
第3章 教員評価制度の展開・発展-NCLB法以降-
第1節 NCLB法下での教員政策
第2節 教員評価報酬モデルの存在
第3節 フロリダ州の取り組み―連邦政策導入の葛藤―
第4節 ミネソタ州の取り組み
―Quality Compensation for Teachers―
第5節 小括―教員評価制度の展開・発展―
第4章 教員評価制度の今日的様相
―オバマ政権下における教育政策の影響―
第1節 教員評価制度をめぐる連邦政策の概要
第2節 多様な教員評価モデル
第3節 連邦教員政策に対する教員団体の対応
第4節 コロラド州デンバー学区による教員評価政策
第5節 小括―教員評価制度の今日的様相―
第5章 教員評価制度をめぐる司法判断―法的原理と運用実態―
第1節 教員評価制度をめぐる判例の従来動向
第2節 教員評価指標の妥当性をめぐる訴訟
第3節 教員の身分保障制度の合憲性をめぐる訴訟
第4節 教員評価結果の公表をめぐる訴訟
第5節 小括―教員評価制度の法的原理と運用実態―
第6章 ミネソタ州における教員評価制度の改革と運用実態
第1節 新しい教員評価制度の導入背景
第2節 新しい教員評価法案の審議過程と成立
第3節 新しい教員評価制度の概要
第4節 ミネソタ州教員組合(Education Minnesota)と教員評価
第5節 ミネアポリス学区の団体交渉
第6節 セントポール学区の教員評価制度
第7節 ブルミントン学区の教員評価制度
第8節 小括―ミネソタ州における教員評価制度の改革と運用実態―
結章 米国公立学校教員評価制度の特質と課題、意義
第1節 教員評価制度の展開
第2節 教員評価制度の特質と課題
第3節 教員評価制度の改革意義
主要資料及び主要参考文献
あとがき