親密な関係間の性暴力の判断に関する心理学的研究
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まえがき
第1章 序論
1. 問題の所在
1.1 レイプをめぐる社会文化的動向(~1990年代まで)
1.2 レイプをめぐる社会文化的動向(2000年代以降)
1.3 レイプの定義の問題
1.4 レイプの実態
1.5 レイプが被害者にもたらす影響
1.6 デート場面で生じるレイプの特徴
1.7 デート場面で生じるレイプに対する判断の問題
2. デートレイプの判断に関する先行研究の検討
2.1 本研究におけるデートレイプの判断とは
2.2 判断者の要因
2.3 状況要因
2.4 教育的介入による態度や判断の変容
3. 第1章のまとめ
第2章 本研究の目的
第3章 強要と同意の判断の男女差に関する順序構造分析(研究1)
1. 問題と目的
2. 方法
3. 結果
4. 考察
第4章 レイプ支持態度とレイプ状況が判断に及ぼす影響:
強要戦術と被害者の心情による検討(研究2)
1. 問題と目的
2. 方法
3. 結果
4. 考察
第5章 レイプ支持態度と判断者の立場が判断に及ぼす影響
(研究3)
1. 問題と目的
2. 方法
3. 結果
4. 考察
第6章 レイプ支持態度とレイプに関する教育的介入が判断に及ぼ
す影響:模擬裁判実験における有罪・無罪判断および量刑
判断の男女別検討(研究4)
1. 問題と目的
2. 方法
3. 結果
4. 考察
第7章 総合的考察
1. デートレイプの判断に影響を及ぼす要因:レイプ支持態度と
男女差の観点から
1.1 レイプ支持態度の観点からみたデートレイプの判断
1.2 デートレイプの判断における男女差
1.3 デートレイプの判断に関する研究結果の臨床心理学的応用可
能性
2. 本研究の臨床心理学的、コミュニティ心理学的意義
2.1 デートレイプの判断におけるレイプ支持態度の影響に関する
研究の臨床心理学的・コミュニティ心理学的意義
2.2 デートレイプの判断における男女差の臨床心理学的・コミュニ
ティ心理学的意義
3. デートレイプに対する包括的な心理支援システムの構築に向けて
3.1 RESPECTFUL(人間尊重)カウンセリングに基づくデートレイプ
に対する包括的心理支援のあり方の検討
3.2 マクロ・カウンセリングの視点とマクロ・カウンセラーの役割
4. 本研究の限界と今後の課題
4.1 本研究の意義
4.2 本研究の限界と今後の課題
5. 結語
引用文献
あとがき