成蹊大学人文叢書16Facets of English
英語英米文学研究の現在
定価:
2,200
円(本体
2,000
円+税)
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Facets of English―英語英米文学研究の現在―
序にかえて 日比野啓
人種、あるいはレイシズムの子供
―ウィリアム・ウェルズ・ブラウン『クローテル、あるいは大統領
の娘』における人種・レイシズム・奴隷制― 権田建二
ドボルザークのアメリカ
―新大陸へ渡った音楽家― 下河辺美知子
起源への回帰と使い回し(リサイクル)
―『雨に唄えば』(1952)における寓話的リアリティ―
日比野啓
「芸術で戦え!」:コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』論
―トランプ時代の人種なき地下鉄道ブームのなかで― 庄司宏子
フローリオのモンテーニュ 正岡和恵
トマス・シャドウェルの戯曲『ランカシャーの魔女たち』
―歴史、上演、そして王政復古という文脈― バーナビー・ラルフ
物語と死の欲動をめぐる断章
―反復、クイア、転移― 遠藤不比人
ポストアウシュヴィッツ文学の可能性
―修辞がつなぐホロコースト、植民地主義、ヨーロッパの日本人
留学生― 小林英里
評言節の歴史語用論的考察
―イギリス15世紀書簡から19世紀小説まで― 田辺春美
派生語と非派生語に見られる完全中和と不完全中和 平山真奈美
社会人に「売れる」英語と英語学習をめぐるディスコース
―ビジネス雑誌の特集記事から― 森住史