社会形成科社会科論
批判主義社会科の継承と革新
定価:
2,750
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まえがき
第1章 社会観・教育観
1-1 学力論
池野範男の学力論―向上主義学力論―
1-2 日標論
批判主義社会科の目標論
1-3 めざす市民像
社会科の本質に関する原理的・実践的研究の展開
―民主主義社会を担う市民としての資質・能力とその育成原理・
方略―
第2章 研究方法論
2-1 規範的・原理的研究
「社会形成科」「市民社会科」の課題―「指導論」の必要性―
2-2 開発的・実践的研究
開発研究からみた社会形成科の成立過程
―歴史学習として開発された9つの単元に注目して―
2-3 実証的・経験的研究
社会科教育学研究者にとっての「実証的・経験的研究」とは何か
―池野範男の場合―
第3章 社会科教育論
3-1 授業分析論
池野氏の授業分析研究が社会科教育学研究において果たした役割
3-2 授業開発論
社会形成科社会科における授業開発
3-3 カリキュラム論(ドイツ)
社会科教育学研究方法としての外国研究・歴史研究の意義
―池野範男の諸論考の場合―
3-4 カリキュラム論(イギリス)
向上主義学力論とカリキュラムの意義―イングランドを事例に―
3-5 教材論
社会を形成する力を育てる教材構成と教材研究
3-6 教育実践の具体
広島大学附属学校園における連携―教師教育の場としての「共同
研究」―
池野範男先生著作一覧
あとがき