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児童の主張における他者配慮

定価: 6,050 (本体 5,500 円+税)

児童は主張の際、どのような他者配慮を行っているのか? また他者への配慮は、児童にどんな影響をもたらすのか? 実証的研究から、児童の主張性を捉え直した一冊。

【著者略歴】
江口めぐみ(えぐち めぐみ) 

栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程中途退学。心理学博士(心理学)。現在は東京成徳大学応用心理学部准教授。公認心理師、臨床心理士。専門は発達心理学、臨床心理学。

主著
「看護を学ぶ人のための心理学-ヒューマン・ケアを科学する-」(分担執筆)弘文堂 2019年
「教育心理学―MINERVAはじめて学ぶ教職―」(分担執筆)ミネルヴァ書房 2018年
「イラスト版子どものためのアサーション」(分担執筆)合同出版 2013年
目次を表示します。
第1部 理論的背景
第1章 序論
 第1節 はじめに
 第2節 主張性の概念的定義と従来の測定尺度
 第3節 他者配慮の概念的定義と測定尺度
 第4節 他者配慮の視点の意義
第2章 本研究の目的と構成
 第1節 本研究の目的
 第2節 本研究の構成
第2部 実証的検討
第3章 他者配慮尺度の作成【研究1-1】
 第1節 全体の目的
 第2節 目的(予備調査)
 第3節 方法(予備調査)
 第4節 結果(予備調査)
 第5節 目的(本調査)
 第6節 方法(本調査)
 第7節 結果(本調査)
 第8節 全体の考察
第4章 他者配慮尺度の信頼性・妥当性の検討【研究1-2】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第5章 主張性と心理的特徴との関連【研究2】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第6章 主張性と内的適応・外的適応との関連―自己評定・他者評定による検討―【研究3】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第7章 主張性と内的・外的適応との因果関係―短期縦断的検討―【研究4】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第8章 主張性が心理的ストレス過程へ及ぼす影響【研究5】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第9章 主張性と主張行動内容との関連【研究6】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第10章 主張性と社会的情報処理との関連【研究7】
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第3部 総括
第11章 総合的考察
 第1節 本論文の目的と結果のまとめ
 第2節 研究全体での知見の整理
 第3節 本研究の意義
 第4節 本研究における限界点と今後の課題

引用文献
謝辞
資料
著者江口めぐみ 著
発行年月日2019年11月30日
頁数178頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2296-7