博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

山口仲美著作集 6オノマトペの歴史 2

ちんちん千鳥のなく声は・犬は「びよ」と鳴いていた

定価: 6,380 (本体 5,800 円+税)

 著作集6『オノマトペの歴史2』は、オノマトペ(=擬音語・擬態語)のうち、鳥の鳴き声や獣の声を写す言葉の推移の解明に特化した巻。ⅠⅡⅢの三部から成る。
 Ⅰ部は、「ちんちん千鳥のなく声は」。カラスやウグイスなど一二種類の鳥の鳴き声を写す擬音語の歴史を辿る。現代人が予想もしなかったような鳴き声から、その時代の人々の暮らしや民話・民間信仰まで解明されてゆく。
 Ⅱ部は、「犬は『びよ』と鳴いていた」。時代とともに推移する擬音語・擬態語の一般的な性格を明らかにし、犬や猫、牛などの獣の声の変化とその原因を追究。日本人独特の感性と文化が光る予想外で楽しい話がいっぱい。
 Ⅲ部は、「オノマトペ研究余滴&エッセイ」。妖しげな言葉、「ちんちんかもかも」はどこから出て来た言葉? 「ひゅうどろどろ」は、なぜお化けの出る合図に? オノマトペがあるからこそ可能になる豊かな日本語の世界がここに。

【著者略歴】
山口仲美(やまぐち なかみ)
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。
東京大学大学院修士課程修了。文学博士。
現在―埼玉大学名誉教授。
専門―日本語学( 日本語史・古典の文体・オノマトペの歴史)
著書―『平安文学の文体の研究』( 明治書院、第12回金田一京助博士記念賞)、『平安朝の言葉と文体』(風間書房)、『日本語の歴史』(岩波書店、第55回日本エッセイスト・クラブ賞)、『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社)、『日本語の古典』(岩波書店)など多数。
2008年紫綬褒章、2016年瑞宝中綬章受章。
専門分野関係のテレビ・ラジオ番組にも多数出演。

☆☆☆メディアで紹介されました☆☆☆
2018年11月5日 秋田魁新報に紹介されました。「日本語論、硬軟織り交ぜ 山口仲美著作集発刊」
2018年11月11日 東京新聞に紹介されました。「出版情報」
2018年11月16日 週刊読書人(特集 全集・講座・シリーズ)に先生が執筆されたエッセイが掲載されました。「全集・著作集が役に立つ時 筆者が考える3つのメリット」
2018年12月26日 日本経済新聞(夕刊)にインタビュー記事が掲載されました。「日本語学者・山口仲美の著作集刊行」
2019年1月18日 週刊読書人に『言葉から迫る平安文学3 説話・今昔物語集』が紹介されました。
2019年3月9日 図書新聞(3390号)に『言葉から迫る平安文学1 源氏物語』の書評が掲載されました。
「言語学的な方法に拠る分析の数々 山口仲美の長く充実した研究人生の、豊饒なその成果」評者は浅川哲也先生(首都大学東京教授)です。
目次を表示します。

著作集の刊行にあたって
まえがき

Ⅰ ちんちん千鳥のなく声は―日本人が聴いた鳥の声―
 はじめに
  1 写声と聞きなし
  2 聞きなしは、人の心を
  3 どんな鳥の声を
 嬶嬶とよびわたる―カラス―
  1 コロクと鳴く
  2 かわいかわいと鳴くんだよ
  3 カラスという名
  4 イザワイザワと鳴く
  5 無視されたカラス
  6 コカコカを何と聞く
  7 カアカアを何と聞く
  8 カラスとトビの餌争い
  9 アホウアホウは、江戸時代
  10 憎めないハシブトガラス
 ほほうほほうもほめことば―ウグイス―
  1 皇居で鳴きなさい
  2 出雲の国のウグイスの声
  3 ウークヒと鳴く
  4 ウクヒズの声
  5 ヒトクと鳴く
  6 ヒトクの流れ
  7 三光に鳴く
  8 チヨは、何の声?
  9 ホホウホホウとお世辞を
  11 なんといってもウグイス
  12 法華経の意味を忘れる
 仏壇に本尊かけたか―ホトトギス―
  1 独特の激しい声
  2 ホトトギスは何と鳴く
  3 トキスギニケリには、農耕生活のにおいが
  4 ホトトギスと鳴く
  5 ホトトギス説話
  6 ホトトギスは、江戸で消える
  7 ケアサノアサケナコと言った
  8 タヒラハチヨとトモニチヨニ
  9 トキハカキハの声
  11 冥途からの使者  
  12 砥取山のホトトギス
  13 包丁立てた
 ひいる盗人とさけべば―トビ―
  1 現在は、ピーヒョロ
  2 霊力をもつ
  3 トビと天狗
  4 天狗の鼻は、なぜ高い?
  5 山伏は、トビになる
  6 天狗は、何と鳴く
  7 トビは、何と鳴く
  8 長すぎる鳴き声
  9 ヒーヨロか、ピーヨロか
  10 トビは無能
  11 ひいる盗人
  12 ひい野郎め
  13 鳴け鳴けトンビ
 虚空にしばしひひめいたり―ヌエ―
  1 ヌエは怪鳥?
  2 求婚の時に鳴いた
  3 ヌエの声は、片思いに泣く声
  4 ヌエは、何鳥?
  5 ヌエの声を聞いたら、避難・物忌み・誦文を
  6 ヌエの声を何と聞く
  7 ヌエは、怪鳥である
  8 ヌエは、ますます怪鳥に
  9 頼政は、怪物を退治した
  10 ヌエは、怪物になった
  11 怪物は、何と鳴く
  12 ヒューヒーと鳴く
 お口をそろえてちいぱっぱ―スズメ―
  1 スズメの学校
  2 シウシウとなく
  3 漢語「啾々」は、人の泣く声
  4 学校付近のスズメは、何と鳴く
  5 ジジめくスズメ
  6 ネズミもジジめく
  7 スズメの声とネズミの声
  8 舌切雀の鳴く声は
  9 父をよぶ声  
  11 酒の相手に来ておくれ
  12 チュンチュンの誕生
  13 ちいちいぱっぱ
 糊すりおけとよぶ声に―フクロウ―
  1 昼の顔と夜の顔
  2 不気味なしゃがれ声
  3 親を食う鳥
  4 不孝鳥の系譜
  5 83歳で恋をする
  6 フクロウは、何と鳴く
  7 実際は、どう鳴くか
  8 糊すりおけ・糊つけほほん
  9 晴雨を鳴き分ける
  10 夜明けなば巣つくろう
  11 五郎七奉公
  12 この月とっくおう
  13 ふくろは、老いぼれ
 妻恋う声はけんけんほろろ―キジ―
  1 キジは、何と鳴く
  2 江戸時代の桃太郎
  3 ホロロと鳴く
  4 キジは、ホロロ・ホロホロ
  5 ホロロともなかぬ
  6 ホロロは、何か
  7 寝酒の肴は、殺したてのキジの肉
  8 キジは、目から血の涙
  9 なぜ、ホロロが鳴き声になったのか
  10 キジの鳴き声は、ケイケイ
  11 妻恋ふ声は、ケンケンホロロ
  12 「イ」から「ン」へ―犬の声など―
  13 子ゆえに身をこがす
  14 雌キジは、何と鳴く
 ちんちん千鳥のなく声は―チドリ―
  1 北原白秋の童謡
  2 チドリの声は、物思わせる
  3 ヤチヨとないたチドリ
  4 イカルチドリは、何と鳴く
  5 チドリは、チヨチヨとなく
  6 チドリは、いつもヤチヨとなく
  7 狂言『千鳥』
  8 チドリの声は、チリチリ
  9 チリチリ千鳥やカンカン鴎が、うまい仲
  10 ちんちん千鳥のチンチンは?
  11 「チドリ」の「チ」は、鳴き声
  12 「ちんちん」は、男女の深い仲をも意味する
  13 ちんちん千鳥のなく声は
 うたう声にも血の涙―ウトウ―
  1 悲劇の主人公
  2 ウトウとよべば、ヤスカタと答える
  3 子を呼ぶ声は、ウトウヤスカタ
  4 実際の鳴き声
  5 地獄で苦しむ猟師
  6 鳥の名は、三種
  7 鳥名と鳴き声
  8 ウトウは、アイヌ語から?
  9 ウトウは、ほら穴の意味から?
  10 ウトウは、「穴にすむウ」のこと
  11 ヤスカタの名は、どこから?
  12 うたう声にも血の涙
がんがんと鐘ならせ―ガン―
  1 深い感情を表すガン
  2 昔の名前は?
  3 カリは、何と鳴く
  4 カリと鳴くガンは、いるか
  5 カリの声は、哀感をさそう
  6 カリの声は、近世まで
  7 武蔵国の雁は、何と鳴く
  8 カリとガンの争い
  9 ガンの勝ち
  10 カリの方が、上品
  11 なぜ、ガンに?
  12 ガンは、鳴き声
  13 鳴き声から鳴き声へ
こけこっこのおばさんに―ニワトリ―
  1 コケコッコは、おじさんだ
  2 カケロと鳴く
  3 くたかけを水槽にぶち込んでやるわ
  4 「駆けろ」と鳴く
  5 にわとりむこは、何と鳴く
  6 トッテコーとカッケコー
  7 東天紅となく
  8 にわとり屁
  9 トッケイコーと鳴く
  10 コケコー・コッカッコー・コッケイコー
  11 コケコッコーは、明治時代から
  12 時をつくる声の歴史
  13 闘鶏のとき
  14 警戒するとき
  15 のどかな気分の時
  16 コメクレロー
おわりに


Ⅱ 犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い―

一 擬音語・擬態語の不思議

 擬音語・擬態語に魅せられる
  1 毀誉褒貶の言語
  2 昔のものほど面白い
  3 犬は「びよ」と鳴いていた
  4 鳴き声の変遷で分かる動物と人との関係
  5 場面を効果的に演出する
  6 和歌の掛詞にする
  7 『源氏物語』では人物造型まで行う
 擬音語・擬態語のかたち
  1 匂いで分かる
  2 現代の擬音語・擬態語の語型
  3 「ッ」「ン」「ー」の大活躍
  4 時代を遡ると
  5 [ABAB]型が日本代表
  6 ある時代だけに栄えた語型
  7 「ラ」「ロ」から「リ」へ
 擬音語・擬態語の寿命
  1 宝庫は『今昔物語集』
  2 そこに見られる擬音語・擬態語
  3 53%は、現代まで継承
  4 消えた擬音語・擬態語
  5 流行語ではありません
 擬音語・擬態語の変化
  1 郷愁の音
  2 機械音の増加
  3 〝笑い系〟が増えた現在
  4 「ビビビッ」「プッツン」「ウルウル」
  5 〝慎み深くゆっくり〟だった30年前
  6 時代は〝過激にすばやく豪快に〟
 掛詞で楽しむ擬音語・擬態語
  1 隠された意味はないのが、ふつう
  2 葉ずれの音は、相づちの言葉
  3 鹿の声に思いを託す
  4 「ミウミウ」と「見う見う」を掛ける
  5 人気があった鳥の声
  6 和歌ならではの技法
 辞典の中の擬音語・擬態語
  1 国語辞典に載らない日本語
  2 日本語を学ぶ外国人と翻訳者のため
  3 「あっさり」と「さっぱり」の違い
  4 意味のわからない解説文
  5 押し入れみたいな項目
  6 「あたふた」を「おたおた」で説明されても
  7 鶏の声はいつから「こけこっこー」
  8 カラスは「コロク」と鳴いていた
  9 ビジュアル情報も欲しい

二 動物の声の不思議

 昔の犬は何と鳴く―犬―
  1 「わんわん」は江戸時代初めから
  2 平安時代は「ひよ」の文字
  3 昔は濁音表記がなかった
  4 犬の鳴きさし虻の一声
  5 「びよ」は江戸時代中頃まで
  6 「びょう」は遠吠えだった
  7 「椀」「湾」「腕」
  8 飼犬と野犬の違い
 ニャンとせう―猫―
  1 ぽんと蹴りゃ にゃんと鳴く
  2 淫靡な意味合いの「にゃあん」
  3 江戸時代は「にゃあ」が一般的
  4 切実な「にゃあご」
  5 「ねうねう」を「寝よう寝よう」に掛ける
  6 「猫」には遊女の意味も
  7 猫はいつから日本にいたか
 チウき殺してやらう―鼠―
  1 鼠の名前には「忠」がつく
  2 「チウ」は江戸から
  3 一時栄えた「チイチイ」
  4 室町時代までは「シウシウ」
  5 鼠と雀は同じ声だった
  6 私はあなたに「ムチュウ」
 モウモウぎうの音も出ませぬ―牛―
  1 万葉の牛は英語式
  2 方言に残る「ンモ」
  3 牡牛は「モー」、牝牛は「メー」
  4 東北では「メー」と鳴く
  5 「モー」の活躍
 イヒヒンヒンと笑うて別れぬ―馬―
  1 奈良時代は「イ」
  2 平安時代は「イン」
  3 江戸時代から「ヒン」
  4 「イ」が「ヒ」に変化した理由
  5 「イン」と「ヒン」の戦い
 われは狐ぢゃこんこんくゎいくゎい―狐―
  1 狐は「こんこん」でしょう
  2 「コン」の声は奈良時代から
  3 掛詞によく使われた「こんこん」
  4 消えた「こうこう」
  5 機嫌の悪い「くゎいくゎい」の声
  6 「こんこん」が生き残った理由
 ももんがの鳴きやうを知らぬ―モモンガ―
  1 モモンガの声を求めて探索
  2 モモンガが現れない
  3 モモンガとムササビは同じか
  4 モモングヮは化け物
  5 脅し文句・ののしりことば
  6 元興寺の後継ぎ?
  7 実際の鳴き声は?
 美し佳しと鳴く蝉は―ツクツクボウシ―
  1 漱石はオシイツクツク
  2 現在では、「つくつく」は後ろに
  3 「くつくつ」だった
  4 蟬がお経を読むという発想
  5 ウツクシの異名
  6 ツクツクボウシの登場
  7 転倒に次ぐ転倒の歴史
 エピローグ
  1 一通の手紙
  2 今度は身近の動物の声で
  3 擬音語・擬態語の特色も
  4 こうして本に


Ⅲ オノマトペ研究余滴&エッセイ
 ちんちんかもかも
  1 男女の深い仲
  2 湯のわく音から
  3 三味線の音から
  4 なぜ、「かも」なのか
 「ぼろおん」は、ホラ貝の音?1
  1 擬音語か
  2 呪文か
  3 梵語から来た呪文
 「ぼろおん」は、ホラ貝の音?2
  1 いつから辞書に
  2 『言泉』と『大言海』
  3 狂言の「ぼろおん」
 「ぼろおん」は、ホラ貝の音?3
  1 ホラ貝の音を聞く
  2 ホラ貝の音は「ぶうぶう」
  3 大槻文彦の錯覚の謎解き
 「ほおん」は、フクロウの鳴き声か?
  1 問題は
  2 「頭脈」をとる
  3 「ほほん」も、出現する
  4 「ほおん」と「ほほん」
  5 「ほおん」が本来?
  6 他の狂言台本は、すべて「ほほん」「ほほ」
  7 実際のフクロウの声
  8 「ほほん」が、正しい
 「ほろほろ」は、鳴き声か羽音か
  1 ほろほろと鳴く
  2 キジでは羽音
  3 山鳥では鳴き声
 お化けの出る音
  1 「ひゅうどろどろ」は、いつ現れた?
  2 歌舞伎の効果音楽
  3 「ひゅうどろどろ」は、笛や太鼓の楽譜
  4 寺の開帳の時にも
  5 お化けの出没を知らせる「言葉」に
  6 「焼酎火」や「お化け」の意味も
 ツルの一声
  1 ツルの一声を発するのは誰?
  2 ツルは、姿も声もすばらしい
  3 ツルの声は、天まで届く
  4 なぜ「一声」なのか?
  5 ツルの一声スズメの千声
 消えた音
  1 水に溺れる音は?
  2 経箱が「ごぶごぶ」
  3 今の「ごぼごぼ」「がぶがぶ」
 豊饒な言語
  1 造語の力
  2 詩では
  3 散文でも
  4 使い方をずらす
 作詩の秘密―オノマトペからさぐる―
  1 「そよそよと」する女の手
  2 「そっくりと」口にあてて食べる
  3 蝶の羽音は「てふてふ」
  4 犬は「のをあある」
 五感を刺激する文章
  1 身体的記憶
  2 肌への刺激
  3 耳への刺激
  4 目への刺激
 一茶の句法
  1 一句に二語も
  2 感性に強く訴える
  3 滑稽感を誘いだす
  4 人間性を加える
  5 狂歌の世界に通じる
 短歌と擬音語
  1 「むりッむりッ」と芽吹く
  2 「そよ」といふ
  3 「人が来る」と嫌がる
  4 「美し佳し」と蟬が鳴く
 楽器の音―背後に「唱歌」―
  1 三味線の音
  2 口三味線から
  3 小鼓の音と「唱歌」
  4 太鼓・笛・琴と「唱歌」
  5 日本人の擬音語好き
 ヒャラリヒャラリコ
  1 江戸時代の流行歌に
  2 「唱歌」からきた笛の音
 ワシの声
  1 一例見られたワシの声
  2 「カカ」は、何ワシの声か
 ウズラは美声
  1 人気者だった
  2 何と鳴く?
  3 最高の鳴き声は?
 ヒバリは何とさえずるか?
  1 ちよちよと鳴く?
  2 ピーピーとさえずる
  3 昔はチヨチヨ
 現代のハトは「九九」
  1 ポッポと鳴くか
  2 ハト売り
  3 中国でも
 「キャッキャッ」の声は、何を語る?
  1 キャッの声は
  2 ちょっと恐いと
  3 ココと鳴いていた

 カエルの歌は濁音か?
  1 ゲェッゲェッ
  2 カエルの声がウグイスと
  3 「こうしていたい」と鳴くカジカ
 鹿の妻呼ぶ声は
  1 鹿の声はヒヒ
  2 カヒヨとぞ鳴く
  3 ビイと鳴く
 世界の動物の声
  1 中国語のニワトリの声
  2 犬の声・猫の声
  3 なぜ、国によって異なるのか?
 名前のルーツ
  1 言語の起源にも
  2 動物の名前
  3 植物の名前
  4 物の名前
 「蚊」という名前
  1 蚊の羽音
  2 羽音をうつす言葉が変わる
 象のすすり泣き
  1 北京動物園に行く
  2 象舎の中で
 オノマトペは輸出言語!
  1 コミックの場合
  2 フィルム・コミックの場合
 オノマトペ作りに挑戦
  1 型をふまえる
  2 オノマトペを作る

既発表論文・著書との関係
著者山口仲美 著
発行年月日2019年12月25日
頁数616頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2297-4

関連書籍

山口仲美著作集 5
オノマトペの歴史 1

山口仲美 著

定価: 6,380 円(税込)