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講座平安文学論究 第13輯

平安京の風土の文学

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)
平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。
目次を表示します。
郊外文学論―「世を宇治山」―(古橋信孝)
狩する野辺―平安時代和歌史の一断面―(高田信敬)
時鳥の名所について―「右近の馬場」の雅び―(柏木由夫)
山城国「山崎」の文学風土―境界の視座から―(久保田孝夫)
蜻蛉日記「養女迎え」を読む―空間移動を中心に―(川村裕子)
源氏物語における雲林院と紫野斎院(小山利彦)
弘徽殿の細殿考―『源氏物語』を読むために―(川島絹江)
源氏物語の二つの小野(福嶋昭治) 狭衣物語の地名表現(小町谷照彦)
物語中の屏風・障子(田島智子) 背後なる近江(千本英史)
『無名草子』のトポロジー―囲い込まれ、横領される〈女〉の言説―(深沢徹)
藤原定家の祇園社(八木意知男)
『平安京の風土と文学』主要研究文献目録(赤木ひと美・藤井由紀子)
著者平安文学論究会 編
発行年月日1998年10月15日
頁数408頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1103-9