英語教師の生涯にわたる成長支援
論証に基づくアプローチの尺度開発への応用
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はじめに
第1章 序論(研究の背景と目的)
1.1 研究の背景
1.1.1 教師教育の現状と課題
1.1.2 英語教師の成長を実現するために
1.2 先行研究の概観
1.2.1 教師の成長におけるリフレクションの重要性
1.2.2 リフレクションの対象と方法
1.2.3 英語教師の専門能力を振り返るための道具の必要性
1.3 本研究の目的,課題,実施した調査
1.3.1 研究目的
1.3.2 研究課題
1.3.3 実施した調査研究
1.4 本書の構成
第2章 自己評価チェックリストの開発に関する理論的枠組み
(英語教師の専門能力を構成する4下位能力の提案)
2.1 「良い自己評価チェックリスト」とは
2.2 英語教師の専門能力とは
2.2.1 教師の専門性に関する全体像を示す立場
2.2.2 授業に重点を置いた立場
2.2.3 教師の成長に重点を置いた立場
2.2.4 英語教師の専門能力に関する基本的枠組み
2.3 自己評価チェックリストの開発手順
2.4 自己評価チェックリストの構成と内容
2.5 自己評価チェックリストの記入方法
2.6 第2章のまとめ
第3章 自己評価チェックリストの検証方法
(論証に基づくアプローチの尺度開発への応用)
3.1 心理尺度としての基本的条件
3.2 妥当性の概念とその検証方法の歴史的変遷
3.2.1 伝統的な妥当性の概念
3.2.2 新しい妥当性の概念
3.2.3 新しい妥当性の概念と論証に基づくアプローチ
3.3 本研究における妥当性検証の枠組み
3.4 Kane(2006)に基づく自己評価チェックリストに関する解釈的論証の枠組み
3.5 第3章のまとめ
第4章 理論に基づく解釈の推論に関する妥当性検証
(調査研究1:英語教師の専門能力構造モデルの構築)
4.1 研究の方法
4.1.1 予備調査
4.1.2 データの分析方法
4.1.3 データの収集方法
4.2 結果
4.2.1 探索的因子分析
4.2.2 検証的因子分析
4.3 考察
4.4 調査研究1のまとめ
4.5 第4章のまとめ
第5章 3つの推論(得点化・一般化・外挿)に関する妥当性検証
(尺度による得点の解釈に関する考察)
5.1 得点化推論に関する分析
5.2 一般化推論に関する分析
5.3 外挿推論に関する分析と内容的妥当性
5.4 内容的妥当性
5.4.1 内容的妥当性とは
5.4.2 内容的妥当性に関する調査方法
5.4.3 内容的妥当性の調査手順
5.4.4 内容的妥当性の分析方法
5.4.5 内容的妥当性の判断基準
5.5 調査研究2
5.5.1 研究の目的
5.5.2 参加者とデータ収集方法
5.5.3 専門家の基礎データ
5.5.4 質問紙
5.5.5 調査の注意点
5.5.6 妥当性指数の算出方法
5.5.7 予備調査
5.5.8 結果1(内容的妥当性の評価)
5.5.9 結果2(自由記述式の回答)
5.5.10 考察
5.5.11 調査研究2のまとめ
5.6 第5章のまとめ
第6章 含意推論に関する妥当性検証
(調査研究3:尺度による得点の使用に関する考察)
6.1 分析1:中学校英語教師の専門能力に関する全体傾向
6.2 分析2:中学校英語教師の専門能力に関する下位能力別の生涯発達過程における傾向
6.2.1 教師の発達段階の区分
6.2.2 研究の方法
6.2.3 結果1(教科の知識・技能)
6.2.4 結果2(教科を教えるための知識・技能)
6.2.5 結果3(教師の成長に関する知識・技能)
6.2.6 結果4(教師と生徒による英語使用)
6.2.7 考察
6.3 調査研究3のまとめ
6.4 第6章のまとめ
第7章 英語教師の専門能力における生涯発達過程の検討
7.1 中学校英語教師の専門能力に関する全体傾向
7.2 教師の発達段階を捉える4つのモデル
7.3 中学校英語教師の専門能力における下位能力別の生涯発達過程
7.3.1 教科を教えるための知識・技能と教師と生徒による英語使用
7.3.2 教科の知識・技能
7.3.3 教師の成長に関する知識・技能
7.4 生涯発達過程を踏まえた英語教員研修の在り方
7.5 第7章のまとめ
第8章 総括
8.1 本研究のまとめと意義
8.2 自己評価チェックリストの適切な使用法に関する提案
8.3 教育的示唆
8.4 今後の研究課題
各章の要約
引用文献
資料
資料A 英語教師のための自己評価チェックリスト
資料B 調査研究1における調査依頼文と質問用紙
資料C 調査研究2における質問用紙
資料D 調査研究2における回答記入前の説明文
資料E 初出一覧