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イメージと暗示に関する臨床心理学的研究

定価: 5,500 (本体 5,000 円+税)

臨床で活用されるイメージや暗示の特性や関連、個人特性との適合性から実証的研究を行い、イメージや暗示の機能を活かす視点を提示。

【著者略歴】
田村 英恵(たむら はなえ)
1996年3月 筑波大学第二学群人間学類 卒業
2002年3月 駒澤大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士後期課程 退学
2020年3月 博士(心理学)(筑波大学)
現  在  立正大学心理学部臨床心理学科教授
目次を表示します。
はじめに
第I部 理論的検討

第1章 イメージ及び暗示による心理臨床的援助
 第1節 本論文におけるイメージの定義
 第2節 本論文における暗示の定義
 第3節 イメージの機能とイメージによる心理臨床的援助
 第4節 暗示の機能と暗示による心理臨床的援助
 第5節 心理臨床的援助におけるイメージと暗示

第2章 イメージ及び暗示に関する研究の概観
 第1節 イメージ諸特性及びその測定
 第2節 イメージの鮮明性及び統御性に関する研究の概観
 第3節 イメージ特性及び暗示に関する研究の概観
 第4節 イメージ特性及び暗示に関する研究の問題点 

第3章 本論文の目的
 第1節 本論文の目的
 第2節 実証的検討の構成

第II部 実証的検討

第4章 イメージ諸特性ならびにイメージ想起に関わる要因の関連
 第1節 問題と目的
 第2節 イメージの鮮明性と統御性及び常用性の関連【研究1】
 第3節 イメージの鮮明性と統御性及び没入傾向の関連【研究2】
 第4節 イメージの鮮明性と統御性及び抑うつ傾向の関連【研究3】
     
第5章 暗示がイメージの鮮明性及び統御性に及ぼす影響
 第1節 問題と目的
 第2節 重温感暗示がイメージの鮮明性に及ぼす影響【研究4】
 第3節 重温感暗示がイメージの統御性に及ぼす影響【研究5】
 第4節 催眠暗示がイメージの鮮明性に及ぼす影響【研究6】
 第5節 催眠暗示がイメージの統御性に及ぼす影響【研究7】
 
第6章 イメージの個人特性と暗示との適合性が弛緩反応に及ぼす影響 
 第1節 問題と目的
 第2節 イメージの常用性と暗示との適合性が弛緩反応に及ぼす影響
    【研究8】
 第3節 イメージの鮮明性と暗示との適合性が弛緩反応に及ぼす影響
    【研究9】

第III部 総括

第7章 総合的考察
 第1節 本論文のまとめ
 第2節 小目的に対する総合的考察
 第3節 本論文の意義
 第4節 今後の展望と課題

引用文献
謝辞
著者田村英恵 著
発行年月日2021年03月10日
頁数144頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2370-4