博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

スクールカウンセラーによる学校危機予防教育

ソーシャル・エモーショナル・ラーニングの導入

定価: 8,250 (本体 7,500 円+税)

「チーム学校」時代におけるスクールカウンセラーの学校危機予防教育として、ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)による実践のあり方を提案する。

【略歴】
小高佐友里(こたか さゆり)
2001年 明治大学法学部法律学科卒業
2006年 法政大学大学院人間社会研究科臨床心理学専攻修士課程修了
2021年 法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士後期課程修了
2021年 博士(心理学)
現 在 法政大学大学院ライフスキル教育研究所特任研究員、
    東洋大学文学部教育学科非常勤講師、
    栃木県スクールカウンセラー
目次を表示します。
学位論文の出版を祝して(渡辺弥生)

第1章 スクールカウンセラーの役割と抱えている課題
 第1節 求められるスクールカウンセラーの役割の変容
 第2節 アメリカにおけるスクールカウンセリングの役割
 第3節 日本におけるスクールカウンセリングの歴史と動向
 第4節 「チーム学校」におけるスクールカウンセラーの役割

第2章 スクールカウンセラーが実践する予防教育―ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(Social and Emotiona1 Learning:SEL)を中心に―
 第1節 予防教育としてのソーシャル・エモーショナル・ラーニング
 第2節 各国における学校危機予防教育への取り組み―ソーシャル・エモーショナル・ラーニングを中心に―
 第3節 日本のスクールカウンセラーが取り組む学校危機予防教育

第3章 本研究の目的と意義
 第1節 本研究における課題意識
 第2節 スクールカウンセラーの予防教育への取り組みの現状と課題
 第3節 実証的研究の全体構成

第4章 スクールカウンセラーの予防的取り組みの現状と課題(基礎研究)
 第1節 研究1:学校種によるスクールカウンセラーの活動の現状と予防につながる取り組みの検討
 第2節 研究2:スクールカウンセラーの予防教育を滞らせる要因の検討
 第3節 研究3:スクールカウンセラーが予防教育を実践する意義の検討

第5章 スクールカウンセラーによるソーシャル・エモーショナル・ラーニングの実践(実践研究)
 第1節 研究4:中学校におけるソーシャル・エモーショナル・ラーニング実践の効果と課題
 第2節 研究5:ワークショップを用いた「研修型」コンサルテーションが教員の学校危機予防意識に与える効果と課題

第6章 本研究の結論と今後の展望
 第1節 スクールカウンセラー活動の現状と予防教育を推進するための視点
 第2節 予防教育としてのソーシャル・エモーショナル・ラーニング導入の提案
 第3節 スクールカウンセラーによる予防教育推進に向けた提言

引用文献
資料
あとがき
著者小高佐友里 著
発行年月日2022年02月28日
頁数316頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2431-2