鉄道会社の異常時放送の改善に向けたアクションリサーチ
教材開発と指導の効果検証
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はじめに
第Ⅰ部 アクションリサーチの全体像
第1章 異常時放送の改善に対する社会的要請
1.1 異常時放送の改善に対する社会的要請と心理学的観点からの検討意義
1.2 異常時放送とは
第2章 異常時放送が内包する心理学的問題とその解決アプローチ
2.1 問題が見出されたタイミング
2.2 研究開始時に見出された問題
2.3 研究の推進過程で見出された問題
第3章 鉄道会社との協働による組織開発
3.1 組織開発の定義と歴史的背景
3.2 組織開発の手法
3.3 診断型ODのプロセス
3.4 ODの実践を支える価値観と筆者に期待された役割
3.5 0Dの概要
第4章 アクションリサーチの目的・方法と本書の構成
4.1 目的
4.2 アクションリサーチの特徴と研究のステップ
4.3 方法
4.4 本書の構成
第Ⅱ部 問題行動とそれを支える意識の同定
第5章 A社のこれまでの経緯と旅客意識の把握(研究1)
5.1 経緯
5.2 輸送障害に遭遇した直後の旅客への質問紙調査(研究1)
5.3 クライアントへのフィードバック
5.4 本章のまとめ
第6章 鉄道従業員の意識と案内行動の把握(研究2~研究4)
6.1 駅社員への面接調査(研究2)
6.2 駅社員への質問紙調査(研究3)
6.3 指令員への面接調査(研究4)
6.4 クライアントへのフィードバック
6.5 本章のまとめ
第Ⅲ部 目標行動の同定と組織規範化に向けた検討
第7章 目標行動の試案とその効果検証(研究5)
7.1 問題と目的
7.2 方法
7.3 結果
7.4 考察
7.5 補足的検討:運転再開見込み情報に関する媒体別の情報取得行動と信頼度
7.6 クライアントへのフィードバック
7.7 本章のまとめ
第8章 目標行動の実現可能性と社会的受容性(研究6・研究7)
8.1 指令から発信される情報に関する調査(研究6)
8.2 同業他社および他産業への調査(研究7)
8.3 クライアントへのフィードバック
8.4 A社でのアクションの実施
8.5 本章のまとめ
第9章 旅客の不満の規定要因としての異常時放送(研究8)
9.1 問題と目的
9.2 先行研究
9.3 方法
9.4 結果
9.5 考察
9.6 クライアントへのフィードバック
9.7 本章のまとめ
第Ⅳ部 行動変容支援としての教材・指導法の開発と効果検証
第10章 目標行動の促進教材の開発と効果検証(研究9・研究10)
10.1 研究の背景
10.2 教材の試作とその評価(研究9)
10.3 教材の改修とその評価(研究10)
10.4 クライアントへのフィードバックとODの終結
10.5 本章のまとめ
第11章 B社での教材の汎用性と長期的効果の検証(研究ll)
11.1 問題と目的
11.2 方法
11.3 結果と考察
11.4 クライアントへのフィードバックとODの終結
11.5 本章のまとめ
第12章 C社での教材視聴後のフォローアップ方法の実験的検討(研究12)
12.1 背景・問題・目的
12.2 方法
12.3 結果
12.4 考察
12.5 クライアントへのフィードバックとODの終結
12.6 本章のまとめ
第V部 総括
第13章 全体的考察
13.1 結論
13.2 全体的考察
13.3 研究の限界と今後の課題
引用文献
あとがき
索引