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特別支援学校におけるICFの活用に関する研究

定価: 8,800 (本体 8,000 円+税)

特別支援学校におけるICFの視点を活用した授業内容や生徒への支援方法について、卒業後の社会に主体的に参加する力の育成に関する視点からまとめた研究である。

【著者略歴】
清水 浩(しみず ひろし)
明星大学大学院人文学研究科教育学専攻博士後期課程修了,
博士(教育学)。
特別支援教育士SV,臨床発達心理士SV,
学校心理士SV,自閉症スペクトラム支援士(ADVANCED),
ガイダンスカウンセラー。
現在,帝京大学理工学部教授。
白鷗大学,早稲田大学非常勤講師。
目次を表示します。
第一章 問題の所在
 第一節 はじめに
 第二節 ICFに関するこれまでの経緯
  1 世界保健総会における承認
  2 ICFを巡る状況の変化
  3 社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会の設置
 第三節 ICFと特別支援教育
  1 学習指導要領との関連
  2 障害の捉え方の変化
 第四節 ICFの概要
  1 概要
  2 ICFの分類

第二章 研究の目的と方法
 第一節 研究1 特別支援学校におけるICFの活用に関する現状と課題
 第二節 研究2 ICFを活用した就労支援の実際からみる自己教育観の変容
 第三節 研究3 現場実習の課題と自立活動との関連性に関する研究
 第四節 研究4 事例
  1 はじめに
  2 ICF関連図の作成
  3 TTAP(TEACCH Transition Assessment Profile/TEACCH移行アセスメントプロフィール)の活用

第三章 結果
 第一節 研究1 特別支援学校におけるICFの活用に関する現状と課題
 第二節 研究2 ICFを活用した就労支援の実際からみる自己教育観の変容
 第三節 研究3 現場実習の課題と自立活動との関連性に関する研究
 第四節 研究4 事例
  研究4-1 ノブさん
  研究4-2 コウジさん
  研究4-3 タクヤさん
  研究4-4 ミウさん
  研究4-5 ケイさん
  研究4-6 ナオさん
  研究4-7 カコさん
  研究4-8 ユウトさん

第四章 総合考察
 第一節 事例生徒の就労生活
 第二節 自己理解
 第三節 ICF活用の有効性
  1 生徒の実態把握
  2 個別の教育支援計画との関連
  3 関係機関との連携
 第四節 おわりに

引用文献
謝  辞   
著者清水浩 著
発行年月日2022年10月15日
頁数272頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2441-1