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先天全盲児者の運動イメージ生成指導法と評価法の開発

定価: 6,600 (本体 6,000 円+税)

先天全盲児者のイメージ生成様態を解明した上で、その実態に沿った運動イメージ生成指導法と評価法を開発し、技能学習に寄与する方法論・可能性の示唆を試みた。

【著者略歴】
百瀬 容美子(ももせ ゆみこ)
1998年3月 順天堂大学大学院体育学研究科 修了
2004年3月 静岡大学大学院人文社会科学研究科 修了
2011年4月 常葉大学教育学部 講師
2015年4月 常葉大学教育学部 准教授
2020年9月 静岡大学大学院教育学研究科 修了
2021年4月 常葉大学教育学部 教授
現在に至る

博士(教育学)(教博甲第11号,2020年9月11日,静岡大学)
臨床心理士,公認心理師,スポーツメンタルトレーニング指導士
目次を表示します。
第1章 序論
 第1節 研究の背景
  第1項 先天全盲の定義
  第2項 先天全盲児童・生徒への運動指導の現状と課題
 第2節 先行研究の整理と問題提起
  第1項 イメージの定義
  第2項 晴眼者を対象とした運動イメージ生成指導に関する先行研究
  第3項 先天全盲者を対象とした運動イメージ生成に関する先行研究
  第4項 問題提起
 第3節 本研究の目的と意義,方法論,論文構成
  第1項 本研究の目的と意義
  第2項 方法論
  第3項 論文構成

第2章 評価尺度の項目作成
 第1節 質問紙調査(研究1)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第2節 面接調査(研究2)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第3節 小括

第3章 評価尺度の信頼性,妥当性,実用性の検討
 第1節 信頼性の検討(研究3)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第2節 妥当性の検討(研究4)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第3節 実用性の検討(一)(研究5)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第4節 実用性の検討(二)(研究6)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第5節 小括

第4章 運動イメージ生成指導法の考案と効果検証
 第1節 中学生選手への効果検証(一)
     ―運動イメージ生成スキルと動作スキルに及ぼす影響―(研究7)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第2節 中学生選手への効果検証(二)
     ―テキスト分析による心的変容プロセスの可視化―(研究8)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第3節 初学児童への効果検証(一)
     ―運動イメージ生成スキルと動作スキルに及ぼす影響―(研究9)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第4節 初学児童に対する効果検証(二)
     ―テキスト分析による心的体験の可視化―(研究10)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第5節 運動イメージ生成スキルへの寄与(研究11)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第6節 小括

第5章 総括的討議
 第1節 総括
  第1項 先天全盲児者の運動イメージ生成様態
  第2項 本研究で作成された評価法
  第3項 本研究で作成された指導法
 第2節 今後の課題
  第1項 評価法について
  第2項 指導法について
 第3節 本研究成果の発展資料―晴眼学習者への適用―(研究12)
  第1項 目的
  第2項 方法
  第3項 結果
  第4項 考察
 第4節 実践指導および研究発展への示唆
  第1項 実践指導への示唆
  第2項 研究発展への示唆

引用参考文献
謝辞 
著者百瀬容美子 著
発行年月日2022年11月15日
頁数204頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2450-3