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保育者のバーンアウトと生活リズムの関係

就業継続に向けて

定価: 6,050 (本体 5,500 円+税)

保育者の早期離職や非正規雇用の問題に加え、対人援助職の課題の一つでもあるバーンアウトに関して、生活リズムとの関係について介入調査を行った実証研究の書。

著者略歴
川俣 美砂子(かわまた みさこ)
1985年に中村学園大学家政学部(現教育学部)児童学科児童教育学専攻
を卒業後、幼稚園教諭として12年間勤務。その後、3年制専門学校、
2年制短期大学、4年制大学にて保育者養成に関わる。その間、福岡
教育大学大学院教育学研究科学校教育専攻(修士課程)を修了し修士
(教育学)を取得、九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻(博
士後期課程)を単位取得満期退学、高知大学大学院総合人間自然科学
研究科(博士課程)黒潮圏総合科学専攻を修了し博士(学術)を取得した。
現在は、高知大学教育学部・教職大学院 教授、附属幼稚園園長。
目次を表示します。
序章 本書の意義と目的
     問題の所在と研究の目的
     本書の構成
     研究の方法
     研究の独創性と意義

 第Ⅰ部 理論編 対人援助職の現状と課題
 
第1章 対人援助職の現状とバーンアウト・生活リズムに関する研究動向
 第1節 対人援助職の概念
 第2節 対人援助職の現状と課題
 第3節 バーンアウト理論の概念と先行研究

第2章 保育者の現状と課題
 第1節 日本の保育者の現状
 第2節 保育者の早期離職の問題
 第3節 保育者の非正規雇用の問題
 第4節 保育者不足の問題
 第5節 保育者のバーンアウト・生活リズムに関する研究の動向

 第Ⅱ部 実践編 保育者のバーンアウトスコアと生活リズムの関係 

第3章 質問紙調査による保育者のバーンアウトスコアと生活リズムの関係
 第1節 本章の目的
 第2節 調査の対象・方法・内容
 第3節 調査の結果
 第4節 考察とまとめ


第4章 介入調査による保育者のバーンアウトスコアの変化と生活習慣改善プログラムの効果
 第1節 本章の目的
 第2節 調査の対象・方法・内容
 第3節 調査の結果
 第4節 考察とまとめ

第5章 介入調査後の保育者のバーンアウトと生活リズムの関係
 第1節 本章の目的
 第2節 調査の対象・方法・内容
 第3節 調査の結果
 第4節 考察とまとめ

第6章 コロナ禍の保育の状況と保育者のバーンアウトと生活リズムの関係
 第1節 本章の目的
 第2節 調査の対象・方法・内容
 第3節 調査の結果
 第4節 考察とまとめ

 第Ⅲ部 結 論 

第7章 保育者のバーンアウト問題と生活リズムの関係
 第1節 保育者のバーンアウトと生活リズムの関係
 第2節 保育者のバーンアウトを改善するための方策
 第3節 本研究の意義と今後の課題

引用文献一覧
初出一覧
謝 辞
著者川俣美砂子 著
発行年月日2023年01月30日
頁数180頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2456-5