講座平安文学論究 第12輯
うつほ物語
定価:
13,200
円(本体
12,000
円+税)
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「俊蔭」における歌物語的章段の成立―若小君登場の場面における重複文の解明(竹原崇雄)
天の視座・地の視座―うつほ物語「沖つ白波」の巻の語り手分析(齋藤正志)
霊異と栄誉―「楼の上」の主題―(野口元大)
仲忠はなぜ検非違使別当をかけなかったのか―うつほ物語の〈家〉と芸能世界―(佐藤厚子)
源正頼の結婚(西本香子)
内侍督的世界―前半部の会話の論理(根本智治)
そりはしのかなた(坂本信道)
宇津保物語、その離散的構造―王権をめぐって(宗雪修三)
宇津保物語の思惟―音楽の力(三上満)
『うつほ物語』の親族関係表現について―「親方」「親にす」「子にす」「親子の契り」「はらからの契り」―(室城秀之)
うつほ物語と敦煌壁画・変文(網谷厚子)
〈爛柯〉の物語史―「斧の柄朽つ」る物語の主題生成―(上原作和)
『宇津保物語』における『多武峯少将物語』と『蜻蛉日記』の影響(安倍素子)
『うつほ物語』主要研究文献目録(芦田優希子)