成蹊大学人文叢書20歴史の蹊、史料の杜
史資料体験が開く日本史・世界史の扉
定価:
2,200
円(本体
2,000
円+税)
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はしがき―史資料体験へのいざない
第一部 日本史の扉 佐々木 紳
第一章 疫病と日本古代史―仏教との関わりから 有富 純也
第二章 江戸・明治期の気象観測記録―シーボルト史料との出会い 財城 真寿美
第三章 明治後期の少年少女雑誌―『少女の友』の表紙絵・冒険小説の変化 今田 絵里香
第四章 宮内省の公文書―「上川御料地争議録」と私の近代天皇制研究 加藤 祐介
第五章 法律の制定過程を探る―デジタルアーカイブから広がる歴史研究 鈴木 智行
第六章 『日本外交文書』への誘い―戦前期日本外交史研究の課題とアプローチ 樋口 真魚
第二部 世界史の扉
第七章 明清時代の中国民衆宗教と宝巻―華北農村における黄天道信仰の一風景 小武海 櫻子
第八章 中国の文書館―上海市檔案館での史料調査体験 久保 茉莉子
第九章 中東近代の自伝と書簡―ミドハト・パシャとその家族をめぐって 佐々木 紳
第一〇章 中央ユーラシアの新聞・雑誌史料―時代の思潮を読む 小松 久男
第一一章 テルミドールにおける「ロベスピエール=王」という噂をめぐって―手稿史料との出会い 松浦 義弘
第一二章 幕末維新期のフランス留学と日本人―徳川昭武と前田正名 寺本 敬子
第一三章 労働運動指導者ベン・ターナーの『自伝』(About My Self)―「変化の時代」を生きて 竹内 敬子
第一四章 アメリカ合衆国議会の公聴会史料―先住民教育改革をめぐって 中野 由美子