文化的・言語的に多様な子ども(CLD児) 支援のためのガイドブック
日本語教育と特別支援教育の統合をめざして
定価:
1,870
円(本体
1,700
円+税)
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はじめに
第1部 CLD児を知る―基礎知識編―
第1章 CLD児ってどんな子ども?
1. CLD児の定義
2. CLD児の学校での受け入れ状況と教育行政の動向
3. 学校でのCLD児の受け入れ体制
4. CLD児の生活上・学習上の困難と課題
★コラム1:教育制度・学校文化の違い
第2章 CLD児のことば
1. CLD児の母語の習得と第二言語
2. 第二言語習得にみられる個人差
3. CLD児の言語能力の捉え方
―生活言語能力(BICS)と学習言語能力(CALP)―
4. CLD児の母語と第二言語の関係
5. 母語の重要性
第3章 CLD児と発達
1. 発達障害とCLD児
2. CLD児と障害
3. CLD児と異文化体験―心的ストレスの視点から―
★コラム2:保護者とのコミュニケーション
第2部 CLD児を理解する―アセスメント編―
第4章 CLD児の言語のアセスメント
1. 日本語のアセスメント
2. 日本語の力をみるアセスメントのツール
3. DLAを利用した学習目標例
第5章 学校での発達のアセスメント
1. 学校で発達のアセスメントを行う意味と目的
2. 発達のアセスメントの心得
3. チェックリストを使用した子どもの実態把握
―学校生活チェックリスト(年長児、小学校、中学・高校)―
4. CLD児の行動観察のポイントと指導・支援の例
第6章 専門機関での発達のアセスメント
1. 知能検査・認知検査
2. 発達障害特性のアセスメント
3. 学力の評価
★コラム3:障害観の違いと保護者心理
第3部 CLD児を支える―連携編―
第7章 CLD児の日本語教育と特別支援教育の連携をめざして
1. 実態把握の方法としてのプレ・アセスメント
2. 校内における情報共有と連携・協働
多文化共生の学校づくり
★コラム4:CLD児が安心できる環境をつくる
付録編
資料
用語説明
すぐに役立つツール一覧
引用・参考文献
おわりに~結びに代えて~