社会系教科の評価をめぐる理論と実践
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まえがき
第Ⅰ章 海外・理論
市民性教育における学習成果の評価の役割
―「責任の分散システム」の構築― 藤本将人
社会科におけるE.W.アイスナーの評価論
―アイスナーによる芸術を活用した社会科の構想を手がかりに― 岡田了祐
幼児教育における市民性育成カリキュラムの編成原理とアセスメントの実際
―ニュージーランド保育指針『テ・ファーリキ』を手がかりに― 中原朋生
小学校低学年の市民性教育における「文化の普遍性」を視点にした単元デザイン
―J.オールマンとJ.ブロフィの取り組みに注目して― 渡邉 巧
認知構成主義的なアプローチと社会構成主義的なアプローチ,普遍主義的なアプローチから見た市民像の実相 後藤賢次郎
【コラムⅠ】
「本質」をめぐる原点回帰の動向 伊藤直之
ゲートキーピング研究としての「テスト」・「評価文化」への着眼
―CARTの国際的な教育評価プロジェクトを参照に― 玉井慎也
第Ⅱ章 国内・調査
構想まで重視の開発研究の授業に対し、社会科教師は如何なる実践意識をもつのか? 土肥大次郎
社会科授業をどのように改善すればよいのか
―社会科の授業づくりと学習評価― 峯 明秀
小学校学習指導要領「社会編」における言説の変遷
―昭和33(1958)年版(告示)以降を対象として― 井上奈穂
【コラムⅡ】
How I teach is the message 草原和博
社会科教員養成における「よい授業」観の相対化 山田秀和
第Ⅲ章 実践
「見方・考え方」を働かせ、自己調整を行う持続可能な社会科実践
―単元「国土の地形の特色」の場合― 石原ナツミ
パフォーマンス課題を中心とした単元構成
―単元「日本の諸地域 ~こちら熊野トラベル修学旅行課~」の場合― 德本侑子
【コラムⅢ】
実践的授業研究のプロセス 梅津正美
資料編
社会系教科の評価をめぐる研究の系譜―棚橋健治の業績を事例に―
玉井慎也、両角遼平、石原ナツミ、細川遼太、佐藤健翔、鬼塚 拓
あとがき
執筆者一覧