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小学校における学習規律に関する学級経営研究

定価： 7,150 円（本体 6,500 円＋税）

小学校中高学年学級における授業中の学習規律の成立と、その規律からの逸脱行動への対応について、主に事例研究を通して検討。学習規律と逸脱行動に関する1年間の学級経営過程について、実践的示唆を得る。

【著者略歴】
笹屋孝允(ささや　たかよし)

1981年　栃木県宇都宮市生まれ
2005年　東京大学教育学部卒業
2007年　東京大学大学院教育学研究科修士課程修了
　　　　この間,私立小学校,公立小学校に勤務
2016年　三重大学教育学部・教職大学院特任講師
2020年　東京大学大学院教育学研究科博士課程修了,博士(教育学)
2020年　香川大学教職大学院・教育学部准教授
　　　　現在に至る
目次を表示します。

第Ⅰ部　問題と方法
第1章　小学校中高学年の学級経営が抱える問題
第1節　学習規律指導と授業不成立の問題
第2節　授業中の学習規律と逸脱行動に関する先行研究
第3節　本研究の理論枠組み
第4節　授業中の学習規律と逸脱行動に関する学級経営過程モデル
第5節　本研究の目的及び,本論文の構成

第2章　方法
第1節　研究協力者と記録方法
第2節　各章の研究方法

第Ⅱ部　小学校高学年学級における学習規律の認識
第3章　学習規律認識の1年間の推移
第1節　目的
第2節　方法
第3節　結果
第4節　考察

第Ⅲ部　逸脱する児童,まわりの児童,教師,三者の学習規律の学習
第4章　まわりの児童の対応による学習規律の学習
第1節　目的
第2節　方法
第3節　結果
第4節　考察

第5章　教師の対応による学習規律の学習
第1節　目的
第2節　方法
第3節　結果
第4節　考察

第Ⅳ部　逸脱行動への対応がもたらす変化
第6章　逸脱行動への対応を通した談話空間の変化
第1節　目的
第2節　方法
第3節　結果
第4節　考察

第7章　学習規律の指導と教師の授業像の1年間の変化
第1節　目的
第2節　方法
第3節　結果
第4節　考察

第Ⅴ部　総合考察
第8章　小学校中高学年における,学習規律と逸脱行動に関する学級経営過程
第1節　本研究のまとめ
第2節　学習規律と逸脱行動に関する1年間の学級経営過程
第3節　本研究の意義
第4節　今後の課題

参考文献
初出一覧
謝辞
著者笹屋孝允 著
発行年月日2024年03月25日
頁数238頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2510-4