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アスリートの完全主義が抑うつ症状とスポーツパフォーマンスに及ぼす影響

定価: 6,600 (本体 6,000 円+税)

アスリートの抑うつ症状とスポーツパフォーマンスという臨床心理学とスポーツ心理学の両分野にまたがる課題に対し、認知行動療法の視点から解決法を提案した書。

【著者略歴】

高山智史(たかやま ともふみ)

長野県松本市出身
2003年 金沢大学教育学部スポーツ科学課程卒業,公立中学校勤務
2013年 上越教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻臨床心理学
    コース修了
2022年 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程総合心理科学
    専攻心理科学領域単位取得満期退学,松本市教育委員会 指導主事,
    現在に至る
2023年 博士(心理学)取得

公認心理師・日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士
目次を表示します。
はじめに(佐藤 寛)

第1章 アスリートの抑うつ症状とスポーツパフォーマンス
 第1節 アスリートの抑うつ症状とスポーツパフォーマンスの関連 
 第2節 諸外国におけるアスリートの抑うつ症状の実態(研究Ⅰ)
 第3節 我が国におけるアスリートの抑うつ症状の実態(研究Ⅱ)
 第4節 アスリートの抑うつ症状のアセスメント
 第5節 本章のまとめ

第2章 スポーツ文脈における認知行動療法
 第1節 スポーツ文脈への認知行動療法の応用
 第2節 スポーツ文脈における第一世代の認知行動療法
 第3節 スポーツ文脈における第二世代の認知行動療法
 第4節 スポーツ文脈における第三世代の認知行動療法
 第5節 本章のまとめ

第3章 認知行動療法からみた抑うつ症状とスポーツパフォーマンスに対する完全主義
 第1節 完全主義とは
 第2節 完全主義のアセスメント
 第3節 抑うつ症状に対する完全主義
 第4節 スポーツパフォーマンスに対する完全主義
 第5節 完全主義の作用機序
 第6節 完全主義と認知行動療法
 第7節 本章のまとめ

第4章 抑うつ症状とスポーツパフォーマンスおよび完全主義に対する価値
 第1節 価値とは
 第2節 アスリートを対象とした価値の明確化
 第3節 抑うつ症状に対する価値の効果
 第4節 スポーツパフォーマンスに対する価値の効果
 第5節 完全主義に対する価値の想定される作用機序
 第6節 本章のまとめ

第5章 本研究の目的と意義
 第1節 本研究の目的と意義
 第2節 本研究における用語の定義

第6章 完全主義と抑うつ症状およびスポーツパフォーマンスとの関連
 第1節 完全主義が抑うつ症状およびスポーツパフォーマンスに及ぼす影響(研究Ⅲ)
 第2節 本章のまとめ

第7章 価値および完全主義と抑うつ症状およびスポーツパフォーマンスとの関連
 第1節 価値に沿う行動および完全主義が抑うつ症状およびスポーツパフォーマンスに及ぼす影響(研究Ⅳ)
 第2節 本章のまとめ

第8章 全体的考察
 第1節 本研究の結果のまとめ
 第2節 本研究の学術的示唆
 第3節 本研究の実践的示唆
 第4節 本研究の限界と今後の課題

引用文献
初出一覧
謝辞
著者高山智史 著
発行年月日2024年09月15日
頁数174頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2514-2