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パッションに関する臨床心理学的研究

定価： 5,500 円（本体 5,000 円＋税）

パッションという概念を考究し、その測定法とパッションが及ぼす心理的影響を実証的に検証。パッションに着目した心理的援助について解説する。

【著者略歴】

久保　尊洋(くぼ　たかひろ)

博士(心理学),公認心理師,臨床心理士,小学校教諭1種免許
2015年　埼玉大学教育学部教育心理カウンセリング専修卒業
2017年　筑波大学大学院人間総合科学研究科心理専攻博士前期課程修了
2020年　筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻3年制博士課程修了
同　年　医療創生大学心理相談センター特任准教授
同　年　福島県いわき市教育委員会こころの支援アドバイザー
2021年　筑波大学人間系特任助教
2023年　横浜国立大学教育学部講師

主な著書
「Post-secondary education student mental health: A global perspective」CDS Press(分担執筆)2022年
「Handbook of Positive School Psychology: Evidence-Based Strategies for Youth Well-Being」Springer Cham(分担執筆)2024年
「新版カウンセリング心理学ハンドブック」金子書房(分担執筆)2024年
目次を表示します。
第1部　パッションに関する理論的検討
　第1章　パッションの概念的検討
　　第1節　パッションとは
　　第2節　パッションの二元モデル
　　第3節　類似概念との比較
　　第4節　パッションの二元モデルに関する実証的な研究
　　第5節　パッションの二元モデルに関する研究の意義

　第2章　本研究の目的
　　第1節　本研究の目的

第2部　パッションの二元モデルに関する実証的検討

　第3章　パッションを測定する尺度の開発
　　第1節　【研究1】パッション尺度日本語版の作成と信頼性・妥当性の検討

　第4章　パッションが心理的適応と不適応に与える影響
　　第1節　【研究2】パッションがスマートフォン依存,精神的健康,不眠傾向に与える影響
　　第2節　【研究3】交差遅延モデルによるパッションと心理的適応の因果関係の検討

　第5章　パッションが認知に与える影響
　　第1節　【研究4】パッションがCOVID-19の恐怖と精神的苦痛に及ぼす影響
　　第2節　【研究5】パッションが自動思考を介して抑うつと人生満足度に与える影響

　第6章　パッションに対する心理的援助を行うための検討
　　第1節　【研究6】欲求充足・欲求不満がパッションの促進および抑制に与える影響

第3部　総合的考察　

　第7章　総合的考察
　　第1節　まとめ
　　第2節　本研究の考察
　　第3節　本研究の限界と今後の展開

引用文献
本研究を構成する研究の発表状況
資料
謝辞
著者久保尊洋 著
発行年月日2025年01月25日
頁数140頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2525-8