国語教育における子どもの表現力の探求と指導
昭和20・30年代の文集を用いて
定価:
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はじめに
第一章 国語教育における表現の指導と文集の関わり
一. 学校教育の場作り
二. 母語教育の位置
三. 話しことばの育成
四. 言語環境への着目
五. 先駆的な指導の諸相
五―1. 昭和20年代の吉田瑞穂の「いきたことば」の指導
五―2. 東京都杉並区立第九小学校文集『すぎなえ』における会話文指導
第二章 学校教育に関わる諸分野の文集の位置
一. 昭和20・30年代の年表と文集作成者の声
二. 児童・生徒の作文にみられる言語表現―方言と敬語を中心に―
三. 読書感想文の批判的検討―昭和20年代・30年代の論考や学校文集を例にして―
四. 児童雑誌『銀河』と批評指導
第三章 表現指導実践者による文集の考察
一. 文集『すみだ』第₂号の児童作品から
二. 昭和30年代の学校文集からみる子供の表現力―台東区―
三.「 書くこと」における児童の使用語彙の特徴や変化に着目して―新宿区―
四. 文京区立第八中学校・文集『環流』第3号に関する考察
五. 群馬県における昭和30年代の作文教育について―県中南部の学級文集を中心に―
六. 文集『ふもと』第₅巻 第₃号(通巻第26号)における書き言葉と話しことばの関連を探る
七. T先生から学んだ綴り方実践
第四章 書誌一覧
一. 地域文集
二. 学校文集
三. 学級文集
四. 学年文集
五. 詩集
六. その他
第五章 まとめと課題
一. 文集のまとめと課題
あとがき
執筆者紹介