講座平安文学論究 第11輯
記録と平安文学
定価:
8,800
円(本体
8,000
円+税)
- 目次を表示します。
-
吏部王記と九暦の考察―その文学的側面について―(河北騰)
事実記録と情況記録―女流日記における〈記録〉―(宮崎莊平)
晴儀の記録の方法―紫式部日記の若宮誕生記―(原田敦子)
古記録を中心とした立后の儀について(山中裕)
触穢考―平安中期の状況―(加納重文・檜垣泰代・冨谷智子・山本奈津子)
為尊親王薨去の真相―天変異状説―(津本信博)
『大鏡』の作者―能信説の再検討―(福長進)
回帰する思想―『栄花物語』前史と『栄花物語』の記述―(中村康夫)
〈記録〉をめぐる言説―院政期文化圏の生態学―(菊地仁)
「記録と平安文学」主要研究文献目録(藤本修司)