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講座平安文学論究 第11輯

記録と平安文学

定価: 8,800 (本体 8,000 円+税)

平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。
目次を表示します。
吏部王記と九暦の考察―その文学的側面について―(河北騰) 
事実記録と情況記録―女流日記における〈記録〉―(宮崎莊平) 
晴儀の記録の方法―紫式部日記の若宮誕生記―(原田敦子) 
古記録を中心とした立后の儀について(山中裕) 
触穢考―平安中期の状況―(加納重文・檜垣泰代・冨谷智子・山本奈津子) 
為尊親王薨去の真相―天変異状説―(津本信博) 
『大鏡』の作者―能信説の再検討―(福長進) 
回帰する思想―『栄花物語』前史と『栄花物語』の記述―(中村康夫) 
〈記録〉をめぐる言説―院政期文化圏の生態学―(菊地仁) 
「記録と平安文学」主要研究文献目録(藤本修司)
著者平安文学論究会 編
発行年月日1996年04月15日
頁数250頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0986-9